こんにちは! Keiko(@kmy_design)です。
旅行好きで、これまで日本とアメリカに加えて7カ国(イタリア・エジプト・オーストラリア・韓国・シンガポール・台湾・メキシコ)を訪れました。
2019年3月に2週間ほどニューオーリンズ(ルイジアナ)を中心に、ミシシッピ・アラバマ州の各地を巡る旅行にでかけてきました。
今回の旅行は、いつもの自然の中を歩き回る旅行と違い、ひたすら食べまくる&歴史学習の色が濃い旅行になりました。
この記事はいったん公開しますが、現在進行形で続きを執筆中です。あとでまた見ていただけると続きが更新されているはず。
では、早速みていきましょう。
Day1(月)ミネアポリスからニューオーリンズへ

3月11日。夕方からのサウスウェスト航空の飛行機で出発。ニューオーリンズの週末のホテル代は激高でとてもじゃないけど予算オーバーだったので、今回の旅は月曜日からのスタートです。
土曜日に準備をはじめて、出発前に荷物を最終確認して出発です。
外がそこまで寒くなかったので、思い切って真冬用の分厚いコートは家に置いて行きました。
サウスウェスト航空の格安チケットでニューオーリンズへ
行きのルートはミネアポリス〜カンザスシティで乗り換え〜ニューオーリンズ。
今回の旅行は旦那が見つけてくれた格安チケット。なんと二人で往復$444(税込)。えらいぞ我が旦那!
サウスウェストは無駄なサービスを一切省いているので、座席にはモニターや電源はありません。
▼スマホやタブレットにアプリをダウンロードすれば、機内で映画が見られるようです。見たい方は搭乗前までにダウンロードしておきましょう。

▼意外と種類豊富なドリンクメニュー。無料のソフトドリンクも充実しています。

乗り換えのカンザスシティの出発ロビーが予想外に混んでいて、どの売店も長蛇の列。こんなことならミネアポリスで何か買っておけばよかった…。ご飯になるようなものは持っていなかったので、お菓子を食べて空腹を紛らわすことに。
乗り換えはスムーズに進み、ほぼ予定時刻通りにニューオーリンズに到着。あとはホテルに行くのみです。
空港からホテルまでUber使ってみました
タクシーより少し安いようなので、今回初めてUberを使ってみました。
呼び出してから5分ほどでアプリに表示された車が目の前に。おそらく空港とホテル間の送迎を中心に仕事をしているドライバーがたくさんいるんだろうなと思います。
ドライバーは到着すると運転席から出てきて、軽くあいさつしたあと、慣れた様子でスーツケースの積み込みを手伝ってくれました。
どうやら彼はアラビア語圏出身の方のようで、英語をペラペラ話す感じではありませんでした。でもアプリで目的地を共有しているし、支払いもスマホで完了するので特に問題なし。
ホテルに到着したあとも荷物を下ろすのを手伝ってくれました。ドライバーにアプリで完了手続きか何かをしてもらう必要があるのかと思ってましたが、一切不要でした。ただ車から降りればいいだけです。レシートは後からメールで届きます。
料金は全て込みで$32.35。5ドル引きのクーポンを使って、チップに3ドル払いました。
ホテルはLafayette Hotel。フレンチクオーターから少し離れた場所にあるので、夜も静かでぐっすり眠れましたよ。翌日からはいよいよ待ちに待ったニューオーリンズ食い倒れの旅が始まります。
- サウスウェスト航空の飛行機内にはモニターや電源などはありません。
- ニューオーリンズの街での運転はわかりにくいしなかなか進まないしで、ストレスがたまりやすいのでオススメしません。
Day2(火)ニューオーリンズ・フレンチクオーターを散策

3月12日。朝は少し曇り空。でも、ミネソタの冬の寒さから逃げてきたので、分厚いコートを着る必要がないのは嬉しい!
▼やたら目立つ金ピカの像。後ろには国旗が並んでいます。

▼揚げドーナツ「ベニエ」で有名なCafe Du Mondeの前には、朝10時すぎの段階でこの行列が!みんなどれくらい並んでいるのか、見当もつきません。

▼フレンチマーケットに到着。中には飲食店やお土産ショップが所狭しと並んでいます。

▼午前中の早い時間なのでまだ空いていますが、午後からは平日でも混雑しています。

▼フレンチクオーター周辺は少し歩いただけでも、カラフルな家やユニークな壁画がたくさん見つかります。

▼インスタ映え間違いなし!のステンドグラス風の装飾が施されています。


どの家も色や装飾が微妙に違っているので、住宅街を歩いているだけでも退屈しません。
少し歩き回ったあと、Satsuma Cafeへ。うちの旦那はベジタリアンなので、わたしもベジタリアンミールを頼んでシェアすることが多いです。
▼vegan curry scrambleとvegan roasted veggie wrapを注文。どちらも優しい味で◎。特にカレースパイスがアクセントのvegan curry scrambleは絶品!


食べ終わったら、運動がてら散歩します。フレンチマーケットそばにある、半円のような橋

橋の上からは海が見渡せます。

海ぞいにちょうどいい散歩コースがありました。周囲を眺めながらのんびり歩きます。
▼「You are beautiful」の文字が歩行者に向けて書かれています。

▼船からニューオーリンズの街並みを楽しむツアーも人気です。

海辺でリラックスしたら、にぎやかな通りに戻ってNew Orleans Jazz National Historical Parkへ。ここではジャズの無料コンサートが開かれています。

わたしたちが訪れた時は、ニューオーリンズのジャズの歴史を説明しながらピアノを演奏してくれるプログラムを開催中でした。

観光客とパフォーマーでごったがえすジャクソンスクエア
ジャクソンスクエアの前ではいつも誰かがパフォーマンスを行っています。同じパフォーマンスが一日に何本も行われているようです。
▼このパフォーマンスは、スパニッシュ系のパフォーマーたちが観客と一緒に踊ったりしていて、周辺は山のような人だかり。面白かったですが、ところどころアジア人にとっては心地よくない表現があったのが残念でした。

▼セントルイス大聖堂をバックにジャクソンスクエアで撮影した一枚。

▼ジャクソンスクエアにはツツジが咲き乱れていました。

▼ジャクソンスクエア前には馬車ツアーのための馬車がずらりと並んでいます。その場でルートや値段をきいて交渉することもできますよ。

フレンチクオーター巡りに疲れたら、ジャクソンスクエアのベンチでひと休み。Cafe Du Mondeのベニエを食べている人もたくさんいましたよ。
内部も必見!セントルイス大聖堂
▼セントルイス大聖堂は中を見学できます。

▼中はこんな感じ。天井の肖像画は一枚一枚違います。



▼入り口上部の壁画も美しいです。

ちょっと小腹がすいたので、Bourbon Street LocationのCafe Beignetへ。人気のお店は混雑する時間帯を外せばあまり並ばずに入れます。
ベニエ、うまい!揚げたてのドーナツは正義です。白いのは「これでもか!」という量の粉砂糖。服を汚さずに食べるのは至難の技です。食べたあとに手や口元を拭くためのウェットティッシュを持っていけばよかったかも。
飲み物はアイスコーヒーとアイスカフェラテ(?)を注文。歩き回ったあとの体に染み渡ります。

小腹を満たしたら、まだまだ観光します!
▼1761年ごろに建てられた、ニューオーリンズでもっとも古いバー、Laffite’s Blacksmith Shop。

どの建物も個性的。


ジャズの聖地・プリザベーションホール
両側と比べても明らかに古いこの建物は、ジャズが好きなら一度は行ってみたいプリザベーションホール。開始30分前から並んで、ギリギリで入ることができました。

超満員で立ち見だったのがちょっときつかったですが、演奏は最高でした。

▼建物内は撮影禁止だったので、インスタグラムの公式アカウントから内部がわかる投稿を紹介します。
ホール内での演奏ではありませんが、プリザベーションホールジャズバンドの演奏はこちらの動画でも見られます。
白熱のライブ演奏が終わったあとは、ベトナム料理の9 Roses Cafeへ。量が多かったですが、さっぱりしていて美味しくいただきました。


天気がいい日は外の席で食べることもできます。

食べ終わって歩き回っているとあっという間に暗くなってきました。また海辺に戻って撮影。

一日歩き回ったので、今日の観光はここまで。歩いてLafayette Hotelに戻ります。
- 公衆トイレはいつも長蛇の列!レストランやカフェに行ったついでにトイレを済ませるのがオススメです。
- Jean Lafitte National Historic Park and Preserve French Quarter Visitor Centerにも無料で入れるトイレがあります。
- ベニエを食べる時は服が汚れないように気をつけて!
Day3(火)ガーデン・ディストリクト:ニューオーリンズ探索2日目
3月14日。この日はあいにくの曇り空でした。
Lafayette Hotelを出て、トラム(路面電車)で移動します。トラムは赤や緑のカラフルな車体で、遠くから見ても目立ちます。一日乗車券はトラムの中でも買えます。

トラムをおりて歩いていると、マルディグラビーズのネックレスがたくさんかかった木があちこちにあります。

District Donuts Sliders Brewで朝食。店内は天井が高く、レンガの赤とイスの青が対照的でおしゃれな雰囲気です。

ドーナツも美味しそうでしたが、食事メニューをチョイス。私の方(写真上)は見た目こそ小さいですが、揚げたバンズにベーコン・チーズ・目玉焼きを組み合わせたお腹にたまる一品。
主人の方(写真下)はベジタリアン対応のサラダ。

飲み物はアイスコーヒーとラテ。小さなハートが可愛い!

Lafayette Cemetery No. 1
ニューオーリンズでは墓地も観光スポットになっています。朝食を済ませたあと、Lafayette Cemetery No. 1へ。ここは無料で入れます。

どの墓もよくみると大きさもデザインも一つ一つ違います。

通路沿いには木々が植えられています。

時々色も違う墓が見つかります。が、著名な方のお墓なのかはわかりません。

墓と墓の間の通路は少し狭くなっており、まるで迷路のようでした。

曇り空のせいもあって、なんだかちょっと物寂しい雰囲気。

墓に彫られている文字の書体が美しく、デザイナー目線で一つ一つの墓の文字を眺めていたらあっという間に出口についてしまいました。

Lafayette Cemetery No. 1を出たあとは周囲の建物を眺めながら、トラムの停留所へ。フレンチクオーターへ向かいます。

LOUIS ARMSTRONG PARK
トラムを降り、のんびり歩いてたどり着いたのは、フレンチ・クオーターの片隅にあるルイ・アームストロング・パーク。


▼ゲートをくぐると楽器を演奏する男性たちの銅像が。
▼「サッチモ」の愛称で知られるジャズの巨頭ルイ・アームストロングの銅像。

▼パーク内は広くてのんびり。フレンチ・クオーターの喧騒から離れたい人にオススメの公園です。

▼公園内に点在する、ジャズにちなんだモニュメントを見ながら歩くのも楽しいですよ。

▼こちらはモダンアートっぽいモニュメント。


▼パークの一部になっているコンゴ・スクエアでは、かつて音楽が演奏され、それがジャズの誕生につながったそうです。

なんだか時間を持て余してしまったわたしたち。
▼World War II Museumに行くのもなんだか中途半端な時間なので、New Orleans Cake Cafe & Bakeryでまったりすることに。

食事メニューを頼むとカップケーキが1個無料だったので、MUSHROOM GRAVY AND BISCUITSを注文。グレービーソースがあとをひく美味しさで、気がついたら旦那がほとんど食べてました。
真っ赤なスポンジの上に真っ白なクリームがたっぷりのったカップケーキを選びました。甘すぎず食べやすかった!
歴史博物館The Cabildo(カビルド)
セントルイス大聖堂のとなりにある歴史博物館「The Cabildo」。一歩中に入れば静かな空間が広がり、ジャクソンスクエア周辺のにぎわいとは対象的です。



▼暗くなっていてあまり目立ちませんが、大砲が置いてあります。


▼受付そばにあったマルディグラ・インディアンの衣装。


▼ナポレオンのデスマスクもありました。


▼The Cabildoから見下ろしたジャクソンスクエア。


美術館を出てから、スーパーで買い物したりギフトショップを物色。フレンチコーナーでは毎日あちこちで路上パフォーマンスが行われています。
▼こちらはジャズの演奏。聴いて楽しんだら彼らの前にあるバケツにチップを入れます。


▼夕方になるとバーがにぎやかになり、どこからともなく人が集まってきます。


なんだかやることがなくなってきて、揚げドーナツ「ベニエ」で有名なCafe Du Mondeの持ち帰り用の列に並ぶことに。
Cafe Du Mondeの持ち帰り用の列は、通りに面した長い列ではなく裏手(川に近い方)の列です。20〜30分くらいで買えました。
▼長い列のそばにあったアートを撮影。


▼ジャクソンスクエア前でベニエを食べていると、あっという間に陽が落ちてきました。


▼夜のセントルイス大聖堂と博物館も、雰囲気があって素敵です。


このあとちょっと疲れてしまったので、トラムでLafayette Hotelに戻りました。
ニューオーリンズ2日目は、フレンチ・クオーター用にたっぷりとっていた時間を持て余してしまいました。
World War II Museumに行けばよかったかも。
- お酒を飲まない人は、フレンチ・クオーターの観光は1日で十分です。
- ガイドがいないと入れない墓地もあります。
Day8(火)本物の戦艦と潜水艦内に入れるUSS ALABAMA


3月19日。旅もいよいよ中盤です。この日は実際に使われた戦艦・潜水艦・戦闘機が展示されているUSS ALABAMAへ。
▼現地に行く前におさえておきたい注意点やポイントはこちらの記事で紹介しています。
駐車場に車をとめたら、中央に写っているギフトショップ内で入場券を購入します。この中にはチケット売り場・お土産売り場・レストラン・トイレがあります。


戦艦USSアラバマ
入場券を購入したら、まずは戦艦USSアラバマへ。これを展示しようと考えるのがアメリカっぽいなあと思いながら船内へ。全体的には色は違うけど、宇宙戦艦ヤマトみたい?な感じ。


甲板から撮影した一枚。アメリカ国旗の描かれた建物内には、戦闘機が中心に展示されています。


甲板上には、いたるところに大砲や機関銃が配置されています。


操縦室を下から撮影してみました。かなり上まで見学することができますよ。


厨房は奥までかなり広い様子。2000人以上の食事をまかなうため、厨房はほかにも複数ありました。


厨房の裏側はこんな感じ。食器だけでもすごい数ですね。


毎日の食事に欠かせない、パンを作る部屋もあります。


パン焼き器がずらり。これだけあれば一度に大量のパンを焼けますね。


こちらは歯医者さん。海の上でも治療できるようになっています。


手術室ももちろんあります。


▼エアクラフトパビリオン・潜水艦・屋外展示についてはこちらの記事で紹介していますよ。
- USSアラバマはクーポンを使えば2ドルびきになります。クーポンは観光案内などで手に入ります。
- USSアラバマは広いので、時間に余裕をもって行くのがオススメです。
Day9(水)The Legacy MuseumとThe National Memorial for Peace and Justice


3月20日。この日はアメリカ・アラバマ州のモンゴメリー(Montgomery)という町にある「The Legacy Museum」に行ってきました。ここは主に黒人奴隷の歴史とリンチについてまとめた資料や映像が見られるミュージアムです。「The National Memorial for Peace and Justice」はミュージアムに関連したメモリアル。
のんびりした町なのに、ここだけは平日でも人であふれる観光スポットです。
▼ミュージアムとメモリアルについて、チケットの買い方やおさえておきたいポイントはこちらにまとめています。
ミュージアムは撮影禁止だったので、Youtubeの紹介画像をご覧ください。
The National Memorial for Peace and Justice
▼入り口からすぐの所には銅像があります。平日の昼間なのに、ひっきりなしに人が入ってきます。


▼リンチについての説明文を読みながら、壁にそって通路を進んでいきます。


▼人の背丈よりも高い鉄のブロックが無数に並んでいます。


▼一つ一つに州名・郡名とリンチで亡くなった人の名前と亡くなった日が刻まれています。


▼歩き進むうちに通路とブロックが離れていきます。


▼ついにブロックが完全に頭上にある状態に。ブロックの底には州名・郡名が刻まれています。


▼壁づたいに水が流れています。ここは写真撮影スポットになっていました。


▼壁づたいに水が流れています。ここは写真撮影スポットになっていました。


▼天井からぶら下がったブロックを見終わったら、中庭へ。


▼中庭を取り囲むように無数のブロックが並んでいます。


▼中庭を抜けて、記念碑の周りを歩きます。


▼先ほどまでぶら下がっていたブロックが、今度は地面にずらっと並べられています。




▼銅像なども見ながら進んでいきます。




▼出口付近から記念碑を撮影。晴れた日には素敵な写真が撮れますよ。


▼ミュージアムとメモリアルについて、チケットの買い方やおさえておきたいポイントはこちらにまとめています。
- ミュージアムとメモリアルはコンビネーションチケットを買うとお得です。
- 入館時に手荷物検査があります。
この記事は続きを執筆中です
この記事はいったん公開しますが、現在進行形で続きを執筆中です。あとでまた見ていただけると続きが更新されているはずです。
▼こちらの旅行記もあわせてご覧ください。