使い始めてから4ヶ月ほどたったのでInstant Pot Duo Miniのレビューを書いてみたいと思います。
最初に結論から言ってしまうと、なぜもっと早く買わなかったのか、後悔しています。
では、早速みていきましょう。
アメリカ生活のクオリティオブライフが上がった!Instant Potレビュー
Instant Potはいろんな使い方ができるんですが、わたしは主に納豆作りに利用しています。一度に300〜400gずつ発酵させて、ほぼ毎日納豆を食べています。
乾燥大豆は近くのスーパーで量り売りしているのでそれを購入し、納豆菌は市販の納豆を冷凍保存して少しずつ使っています。
普通に納豆を買うと高い(こちらでは1パック3個入りで4ドル前後)しあまり量も食べられないので、納豆好きな方は自分で作るのがオススメです。
また、調理中に火の元を心配しなくていいのも嬉しいです。仕事に没頭していると、キッチンで火にかけている鍋のことを忘れることもあった私ですが、インスタントポットなら大丈夫。
調理が終われば保温モードになるので急に冷めることもないし、安心して仕事ができます。
実際に使って感じたInstant Potのメリット
最初は使いこなせるかな…と心配でしたが、すぐに慣れました。
野菜に火を通すのがラクに
じゃがいもやビーツなどの野菜に火を通す作業が、Instant Potでグッとラクになりました。以前は皮をむいて切ってから沸騰した鍋に入れて…とやっていましたが、今は洗ってからInstant Potに入れて、タイマーをセットするだけ!
火を通した後なら、面倒な皮むきもカンタンです。もっと早くInstant Pot買っとけばよかった…。
調理中はほったらかしで大丈夫
食材を入れて、蓋をしてタイマーをセットしたあと、調理中はInstant Potから離れていても大丈夫です。ちょっと手が込んだように見える一品も、何か他のことをしながら待っているだけでおいしく出来上がります。
在宅で仕事をしながら一品作ったり、24時間かけて納豆を発酵させたり、色々できますよ。
ネット検索すればたいていの食材の調理方法やレシピが見つかる
Instant Potならネットで検索すれば、ほとんどの食材の調理方法が書かれた動画、ブログやウェブサイトがたくさん見つかります。わたしもInstant Potで納豆をつくる方法は動画で見つけました。
iPhoneやiPadで使えるInstant Potアプリもあります。
もしマイナーな調理器具なら、探しても見つからないかもしれません。でもInstant Potなら簡単に見つかるので、料理があまり好きじゃない私のような人にはありがたいです。
一台で色々できる万能調理家電
肉専用のスライサー、ワッフルメーカーなど、やたらスペースをとるのにできることがかなり限られているキッチンツールや家電が多いなと感じていたアメリカでは割と珍しい、多機能キッチン家電。
上の動画によると、チョコレートを湯せんにかける時につかったり、パン生地を発酵させるのに利用したり、コンロ+鍋のイメージでテーブルの中央においてしゃぶしゃぶが出来たりするそうです。
内釜やパッキンなどのパーツだけでも簡単に買える
Instant Potなら、内釜やフタ裏面のパッキンなどもアマゾンで簡単に購入できます。本体も60ドルくらいで買えてしまいますが、パーツだけ欲しい時にすぐ買えるのは便利ですよね。
実際に使って感じたInstant Potのデメリット
高音の水蒸気に注意
調理が終了した後、フタについている弁をまわして圧を抜こうとしたら、勢いよく出てくる高温のスチームにびっくりしました。まわりがビショビショになるくらい出てきます。早く圧を抜きたい時はやけどに注意して、Instant Potのまわりにあるものを片付けてください。
わたしは自然と圧が抜けるまで、調理後しばらく放置してます。そうすればスチームも出ないし周りも汚れません。
意外と時間がかかる
たとえばタイマーで20分と設定しても、実際に調理が始まる前に10分くらい必要なのと、終了後も圧を抜くのに時間がかかるため(すぐに抜きたい時は手動でもできますが、高温の水蒸気が出てくるのでやけど注意)、合計時間は30分以上になります。自然と圧が抜けるまで待っていたら、さらに時間が必要です。
「20分でパパッと料理!」というよりは「一日のうちでスキマ時間にささっとセットしておいて、夕飯時にメインディッシュ完成!」というイメージでしょうか。
意外とスペースをとる
わたしが持っているのはいちばん小さい3-QTですが、それでも最初に箱をあけた時は「予想以上に大きいな」と思いました。キッチンカウンターでもけっこう場所をとります。
インテリアにこだわりのある方は、使う時だけ出すスタイルにするか、カバーをかけるのがいいかもしれません。