アメリカで開腹手術にて子宮を摘出しました。アメリカでの手術について分からないことが多く、経験談が書いてあるブログを探したんですがあまり見つかりませんでした。なので私の体験談をここに残しておくことにしました。
これからアメリカで手術する予定の方、子宮摘出手術をうける方の参考になれば嬉しいです。
手術後2日目、退院【アメリカで子宮摘出手術】
先生がなかなか来ない
この日は朝に採血されず、ほっとしていた。わたしの病室があるフロアは手術当日はずっと忙しそうだったんだけど、昨日は割と落ち着いていて、この日は静けささえ漂うほどだった。
朝食はフルーツと紅茶を注文した。昨日よりも食欲があったので割とすぐに食べ切った。旦那も先生との話のため朝早くに来た。が、先生がいつまでたっても来ない。普通なら退院する場合は11時までに退室しなくちゃいけないと壁に張り紙があったんだけど、先生は11時すぎても来ない。先生に診てもらわないと正式に退院が決まらないので、テレビを見ながら気長に待つ。
この日は朝からトイレに行く回数が多かった。でも歩くたびに少しずつ体が動かしやすくなっているのを感じた。まだまだおなかが重いけど、昨日よりラク。人間の体ってすごい。下腹の左側、体の奥の方がベッドから起きあがるたびに少し痛い。身体を動かすとき、そこに力が入っているんだと思う。
退院
先生がやっと来た。今朝は緊急のオペが入って大変だったらしい。テキパキと傷口の状態やふくらはぎの硬さをチェックし、問題なく退院が決まった。先生が去った後ナースが来て、点滴用のチューブを左手首から抜いてもらう。薬を今もらうか薬局でもらうかなど相談した。退院のしおり的な書類を受け取る。
なかなか来る気配がないので、シーザーサラダを注文し食べながらナースを待った。その後もやることがないのでテレビを見ていたら、やっとナースが薬を持ってきた。ついでに傷口を冷やすためのアイスパッドももらった。その後着替えて退院の準備をし、Lyftを呼んでから退室。玄関口に行くとちょうど車が来た。
入院生活は2泊3日と短かったけど、どのナースも明るくて献身的だったし、個室で落ち着いて快適にすごせた。
帰宅
あっという間に家に到着。階段を上るのは術後初めてだったけど、何とかなった。疲れが出てすぐにベッドに横になった。リクライニングベッドで、角度を自由に変えられるのがこれほどありがたいと思ったことはなかった。
薬のスケジュールをスマホのアラームに設定して、飲み忘れがないようにした。旦那が近所のスーパーで晩御飯を買ってきて、気になっていたアニメを一気見しながら食べた。病院も快適だったけど、自宅がやっぱり落ち着く。
疲れていたので病院でもらった厚手のウェットシートで体を拭いて、早めに眠った。