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手術当日【アメリカで子宮摘出手術】

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アメリカで開腹手術にて子宮を摘出しました。アメリカでの手術について分からないことが多く、経験談が書いてあるブログを探したんですがあまり見つかりませんでした。なので私の体験談をここに残しておくことにしました。

これからアメリカで手術する予定の方、子宮摘出手術をうける方の参考になれば嬉しいです。

もくじ

手術当日【アメリカで子宮摘出手術】

手術前の流れ

朝5時半には病院に到着(時間厳守)しなくちゃだったので、朝3時半に起床、すぐにゲータレードを飲んでからHibiclensを使いシャワー。急いで準備して4時40分ごろに家を出て、病院についたのが5時20分ごろ。わたしたちの前にすでに3組くらい受付に並んでいた。

受付を済ませたら別の窓口に案内され、IDと保険のカードを提示。手術の同意書などいくつか書類を読まされ、サインする。そこでの手続きが済むとまた別室に移動させされ、しばらく待機。コーヒーサーバーがあり、ソファもたくさん用意されていたのでおそらく家族用の待合室だったと思う。そこから今度はわたしだけが呼ばれ、手術前の準備室へ移動。

通されたのは中央通路を挟んで手術前の準備をするための個室がずらりと並ぶ部屋。多分8つくらい個室があったと思う。私の顔を見るなり看護師が通訳が必要か聞いてきたので、Yesと返答。専門用語が分からないと困るので。で、つながった通訳はおそらく中国語ネイティブと思われる口調の人。専門用語こそきちんと日本語訳して欲しかったのに、おぼつかない感じでどうしようかと不安に駆られる。

すぐそばのトイレで検査用の尿をとり、ワイプで自分で体を拭いてから手術着に着替え。ベッドに横になるとそこからはひっきりなしに人が出入り。主治医をはじめ点滴用の針を打つ人、採血する人、麻酔科医、日頃飲んでいる薬やサプリを確認する人、なんで来たかわからないけどおそらく研修生っぽい若い子などなどがあれこれ質問したり確認したりしに来た。ベッドに横になってすぐに旦那がそばに来たので、よくわからない質問は旦那に聞き直して返答した。通訳に聞かなくてもなんとかなった。

そういえば日本での手術についての記事を読んでいると当日朝に浣腸すると書いてあったけど、わたしの手術前にはなかった。

一通り準備が済んだところで、ベッドごと運ばれる形で手術室へ。旦那ともここでお別れ。不安と緊張が高まる中、運ばれたのは天井が高くて真っ白で、どう見ても高そうな大きな機材がずらりと並ぶ、手術室というよりは研究室みたいな大きな部屋。

日本のドラマで見るような薄暗い手術室とはまるで違う、超近未来的な部屋に興奮してあちこち見ていたら、いつの間にか麻酔を打たれていたらしく、あっと言う間に深い眠りに。

手術後、個室へ移動

次に目を覚ました時には、手術はもうとっくに終わっていた。手術中のことなんて全く覚えていない。手術前から一気にタイムスリップしたような気分。わたしはそのとき手術後の患者をまとめて管理する部屋にいたっぽい。わたしのほかにも複数の患者がいる。たぶんわたしと同じ時間帯に手術をした人たちだろう。

目が覚めると、喉がかれてしゃべりにくかった。これは手術直前に麻酔科医から言われていたので、特に不安にはならなかった。両足には血栓防止用のフットポンプが装着されていた。痛み止めがかなり効いているのか、どこも痛くない。わたしのすぐ隣にはナースが座っていて、わたしの心拍や呼吸をモニタリングしていた。

しばらくすると執刀医が私の状態を確認しにきて、足早に去っていった。「手術は成功したからね」と先生から直接言われて安心した。

眠くなると呼吸が浅くなってアラームが鳴り「呼吸して」と言われ、落ち着いたらまた眠くなって呼吸が浅くなる、と言うのを繰り返していたら鼻の穴から補助的に酸素を入れ始めた。どうやら個室の準備に時間がかかっていたらしく、午後4時ごろくらいまでその部屋にいた。その間わたしの隣には入れ替わり立ち替わり新しい患者が来た。なぜか泣いている人や常にナースの助けが必要そうな人など色々だった。

ちょっと痛い時はナースに頼めばすぐに痛み止めを打ってくれた。点滴で栄養が補給できているからかあまりお腹もすかなかったし、喉も乾かなかった。尿道カテーテルが入っていたので、トイレに行く必要もない。

その後、やっと準備ができたらしく、旦那と合流して個室へ移動。旦那は待ちくたびれてかなり眠たそうな様子だった。個室は手術をしたのとは別の病棟で、到着までにけっこう時間がかかった。

この病棟はナースステーションを中心に、その周囲を円で囲むように個室が並んでいた。何か非常事態が発生してもいつでも駆けつけられる作り。

個室は広々としていてベッドのほかに管理用のパソコン、家族5、6人分くらいのソファとテーブル、テレビ、荷物を整理できる引き出しがあった。トイレは患者専用で、家族は個室外のトイレを利用するよう注意書きがあった。

到着すると、女性二人がかりで私を抱えながら個室専用のベッドに移動。一瞬立ち上がったときのわたしの体はかなり重たく感じた。ベッドで落ち着いた後、ナースコールの方法、テレビの使い方、病院食の注文方法など一通り教わった。

食事、就寝

病院食のラストオーダー時間が迫っていたので、急いで注文。今日は流動食のみ。Beef Brothやジュース、ゼリー、シャーベットなどを頼んだ。少しずつ口にしつつ休みつつ、何時間かかけて完食。テレビでAntiques Roadshow(開運!なんでも鑑定団みたいな番組)を見て時間を潰す。

手術後に執刀医が旦那に手術内容を報告してくれていた。輸血をする前提で手術を計画していたが、なんと輸血なしで手術できたらしい。手術は何の問題もなく成功したと言われたとのこと。

旦那は飲み物を手渡してくれたりテーブルの位置や高さを調節してくれたり、何かと手伝ってくれた。個室に宿泊はできないので、夜は旦那は帰宅。この日は消灯時間ぎりぎりまで居てくれた。

痛み止めが欲しい、歯磨きをしたい、顔を拭きたいなど、人を呼ばないとできないことが多いし、定期的に注射や薬が必要なのでひっきりなしにナースが部屋を訪れる。夜中にも来るので一晩中寝たり起きたりしていた。点滴のチューブが絡まって流れが悪くなるとアラーム音がフロア全体に鳴り響く。もちろん夜勤のナースが常駐しているけど、忙しいのかなかなか来てくれない時間帯もあった。

ちなみに私が寝ていたベッドはマットレスの角度が細かく変えられるのはもちろん、ちょっとでも体勢を変えると、10秒後くらいにマットレス自体がその体勢に合わせて形状変化するすごいベッドだった。手術当日で自分で体勢が自由に変えられなかったけど、このベッドのおかげで「背中が痛い」「寝返りが打てない」などのストレスをほぼほぼ感じなかった。

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