飛行機に乗るとき、機内食が楽しみの一つという方も多いでしょう。機内食には通常のメニューの他に、特別機内食と呼ばれる特別なリクエストに応じた食事が用意されています。
この記事では、特別機内食を頼むメリットとデメリットについて詳しく紹介します。
飛行機で特別機内食を頼むメリットとデメリット
わたしの旦那はベジタリアンなので、機内食が出るフライトでは毎回ベジタリアンミールをリクエストしています。
飛行機で特別機内食を頼むメリット
食事の好みや制限に対応
特別機内食の最大のメリットは、個々の食事制限や好みに対応できる点です。アレルギーを持っている方、宗教的な理由で特定の食材を避ける方、あるいは特定のダイエットをしている方でも、安心して食事を楽しむことができます。例えば、ビーガン、ベジタリアン、ハラール、コーシャ、グルテンフリーなど、さまざまなニーズに対応したメニューが用意されています。
健康的な選択
特別機内食には、低カロリー、低脂肪、低塩分などの健康的な選択肢もあります。旅行中でも健康を維持したいという方にとって、非常にありがたいオプションです。また、健康的な食事を選ぶことで、長時間のフライトでも体調を崩さずに過ごすことができます。
優先配布
特別機内食は通常、一般の機内食よりも早く配られることが多いです。これにより、食事を早めに済ませて休みたい方や、仕事をしたい方にとって便利です。早めに食事を取ることで、フライト中の時間を有効に活用できます。
席が後ろの方だった場合は、特別機内食を食べ終わった頃に一般の機内食が配膳されることもザラにあります。
新しい味の体験
特別機内食は、普段食べることのない異文化の料理を試す機会にもなります。例えば、エスニックな料理や地域特有のメニューなど、新しい味覚の発見ができるかもしれません。旅の楽しみを一つ増やすことができるでしょう。
飛行機で特別機内食を頼むデメリット
選択の制約
特別機内食は通常の機内食に比べて選択肢が限られています。限られたメニューの中から選ばなければならないため、希望する料理がない場合があります。また、特別機内食は事前にリクエストする必要があるため、急な変更には対応しづらいです。
質、量のばらつき
特別機内食の質は一般の機内食と比べてばらつきがあります。特に、需要が少ない特殊なメニューは、味や見た目において期待外れになることがあります。量も一般のものより少なめになることも。毎食ほぼ同じようなものしか食べられない時は結構辛いです。
航空会社や路線によってもクオリティが異なるため、事前にリサーチすることが重要です。
事前リクエストの必要
特別機内食は通常、出発の24時間前までにリクエストする必要があります。リクエストを忘れた場合や、直前の予約の場合、特別機内食を利用できないことがあります。予約時や出発前にリクエストを忘れずに行うことが大切です。
サプライチェーンの問題
稀にですが、特別機内食が用意されていなかったり、リクエストが反映されていないことがあります。この場合、希望する食事を得られない可能性があります。特別機内食を利用する際には、事前に航空会社に確認することが望ましいです。
わたしたちは空港に到着するとカウンターに行って、自分達の食事がベジタリアンミールになっているかを必ず確認するようにしています。
席を移動できない
特別機内食を頼むと、席を移動するのが難しいです。特別機内食を間違えて配膳しないように席の番号でリクエストを管理しているためです。
周囲の乗客から席を代わるよう頼まれることもありますが、安易に受け入れるとリクエストしていた機内食が自分に届けられない可能性があるのでご注意を。
まとめ
特別機内食には、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。食事の制限や好みに対応できること、健康的な選択ができること、新しい味覚を体験できることは大きな魅力です。しかし、選択肢の制約や質のばらつき、事前リクエストの必要性など、注意点もあります。特別機内食を注文するかどうかは、自分のニーズや状況に応じて慎重に判断すると良いでしょう。
旅の計画を立てる際には、特別機内食のリクエストを忘れずに行い、快適なフライトを楽しんでください。
