アメリカで開腹手術にて子宮を摘出しました。アメリカでの手術について分からないことが多く、経験談が書いてあるブログを探したんですがあまり見つかりませんでした。なので私の体験談をここに残しておくことにしました。
これからアメリカで手術する予定の方、子宮摘出手術をうける方の参考になれば嬉しいです。
手術後3日目、退院翌日【アメリカで子宮摘出手術】
3時間おきに痛み止めを飲む
タイレノール、Advil、オキシコドンを定期的に飲みながら、ベッドの上で過ごす。Colace(便を柔かくする薬)も飲んだが、お腹がゆるくなることの方が多かったのですぐに飲まなくなった。普段から飲んでいたサプリメントも再開。
傷口が熱を持っていると感じたときは病院でもらったアイスパッドを傷口に当てた。冷やすと痛みを感じにくくなるらしい。
また腹部サポーターがあるのとないのとでは、お腹の重みの感じ方が全く違う。サポーターを巻いている方が断然歩きやすい。手術後から巻かれていたものをそのままもらって来た。見た目はダサいけど、シンプルで使いやすい。
せき、くしゃみで傷口が痛む
予想外に苦しかったのは、咳やくしゃみ、笑ったとき。傷口が大きく揺れて刺すような痛みが走る。とにかく痛いので、せきを抑えるのに必死だった。水をゆっくり飲んだり、顔を天井に向けたまま口を開けて空気を逃したりした。
旦那は普段から冗談ばかり言って私を笑わそうとしてくるので、こらえるのも大変。しばらくはジョークを言わないでと言ってみたものの、旦那もついクセで笑いを取ろうとしてきて、なかなかやめられない様子だった。
薬を飲むときや咳をおさえるときに水を飲んでいたので、退院してからしばらくは毎日かなりの量の水を飲んでいたと思う。
抜鉤(ばっこう)の予約
スキンステープラーの針を抜く抜鉤(ばっこう)について、手術前の検診で行っていたクリニックから連絡があると先生が言っていたのに、電話がかかってくる気配がない。午後3時過ぎになって旦那が「こちらから連絡した方がいい」と言ってきたので、こちらから電話してみた。
電話口では「今日来るのかと思っていた」と言われたけど、先生からは明日来るように言われたと伝えたら、明日の予約を入れてくれた。
手術後初のシャワー
手術後三日目にやっとシャワーを浴びることができた。お風呂では転倒しないよう、旦那にバスタブの外にいてもらった。バスタブ内にいつも敷いている滑り止めが今まででいちばん役に立った。
前屈みになると痛みを感じて手が届かない部分を洗うのに、ボディタオルが役立った。傷口のテープはしっかりしていて、水で濡らしても全然大丈夫だった。ボディブラシがあればもっとよかったと思う。手術前に身体に貼っていたと思われるテープのあとが体のあちこちに残っていて、これを落とすのが大変だった。
シャワー中、腹部サポーターを外したまま立っているのはけっこうしんどかった。シャワー後に自分の体を拭くのも時間がかかる。さっと前にかがめないのがしばらくストレスになりそう。