この記事はわたしたちのガラパゴス島旅行を写真とともにまとめたものです。旅行してみてわかった、ガイドブックやトラベルサイトでは紹介されていないこともメモしてます。では早速みていきましょう。
ガラパゴス島旅行記①El Chato Tortoise Reserve
2022年11月に以前から一度行ってみたかったガラパゴス島に行ってきました。ガラパゴス島ははここにしか生息していない動植物だらけのユニークな島です。
※この記事は現在少しずつ加筆、修正しています
ガラパゴス島ツアーの割引パッケージを発見
GATE1 TRAVELのガラパゴス+キト観光の割引パッケージを発見し、安かったので予約しました。ガラパゴス島旅行を個人で計画するのはちょっと大変そうだったので、パッケージツアーを選択。
値段(一人分) | |
ツアー料金(マイアミからの飛行機代込み) | 2,279 |
Travel Protection | 149 |
キト観光ツアー(オプション) | 59 |
割引 | -480 |
合計 | 2,007 |
これにマイアミへの往復飛行機代、ツアー外の食事代、ガイドやドライバーへのチップ、お土産代などが加わります。
初日は飛行機でマイアミからGuayaquilへ
ミネソタからマイアミまではSun Country Airlinesを利用。一人一つOverheadの手荷物を追加しました。わたしは最近買った50ドル以下の激安ソフトスーツケース+リュック、主人はHigh Sierraの黒いRolling Backpack+カメラケースの組み合わせで出発しました。
マイアミからGuayaquilの機内で食事が出るとスタッフに言われたので、夕食を取らずに飛行機に搭乗。すると機内食は出ず、飲みものとスナック菓子だけしか出ないことがわかり、お腹をすかせたまま午後11時すぎにエクアドルのGuayaquilに到着。
飛行機内でエクアドリアンらしき4、5歳くらいの子供が通路をふさいでいた時に「Excuse me」と話しかけてみたけど通じなくて、ちょっと困りました(近くの席の大人が気づいて何とかなりましたが)。後でガイドにスペイン語で何というか確認しなければ。
空港では税関もすんなり通れて、ツアーのスタッフもすぐに見つけることができました。観光目的の日本人は無査証(ビザなし)でエクアドルに入国できます。
わたしたち2人の他にアメリカ人7人が参加(途中でさらに2人追加)の合計11人のグループでした。パッとみた感じ、メンバーは私たち以外はみんな60代以上の方たちのようでした。全員集まったところでバスに乗り、ホテルへ。
ホテルに到着すると、部屋に置いてあったフルーツやお菓子などを貪るように食べて就寝。次の日は朝7時集合です。
2日目はいよいよガラパゴス島へ
集合前にホテルで朝ごはん。朝食は思ったより豪華で、特に気に入ったセビッチェ(魚介類のマリネ)をひたすら食べてお腹を満たしました。
ホテルロビーに集合後、昨日の夜と同じガイドとバスが空港まで送迎。空港に到着するまでの15分くらい、Guayaquilについて色々説明してくれます。
空港に着き、ガラパゴス島入島ルールの説明を受けた後、National Park Fee(現金で100ドル)入りの封筒を渡され、各自でチェックイン。空港ロビーはわたしたちのような外国人観光客やツアーガイドはもちろん、現地人も意外と多くて朝早くから混み合っていました。
空港ではマスクを着用するように言われました。
中型機くらいの飛行機はほぼ満席。ツアーグループメンバーの席はバラバラに分かれていました。
飛行機到着前に乗務員が座席上の棚を開け、荷物に殺虫剤をかけ始めました。ガラパゴス島行きの飛行機はすべてこうするそうです。2時間くらいのフライトでSeymour Ecological Galapagos Airport (GPS)に到着。
到着後、外に出た瞬間に気温と湿度の高さを感じるガラパゴス島。税関(?)を抜けて荷物を機械に通すのにだいぶ待ったあと、現地ツアーガイドのもと、グループへ再合流しました。
ボート乗り場でアオアシカツオドリ発見
スペイン語で「ここを通してください」の意味のExcuse meはPermiso(正確にはCon permisoらしいですが)だとガイドに教えてもらいました。この言葉、この後ちょっと混んでいる場所や船のスタッフとのコミュニケーションなどでほぼ毎日使いました。
Seymour Ecological Galapagos Airportは中心街のあるSanta Cruz島と少し離れたSeymour島にあります。空港の周りは本当に何もない。
日本のローカル線のようなバスに乗り、ボート乗り場へ。道中ガイドがバスから見える景色についてあれこれ説明してくれます。
ボート乗り場ではライフジャケットを着てボートに乗りこみます。スーツケースは現地のスタッフが運んでくれます。
ボート乗り場で早速アメリカグンカンドリ(Fregata magnificens)やアオアシカツオドリ(Blue-footed Booby)を発見。さっそく写真を撮りまくります。
LOS GEMELOS GALAPAGOS (Twin Craters)
空港からEl Chato Tortoise Reserveへ行く途中にあるLOS GEMELOS GALAPAGOS (Twin Craters)。火山の噴火で空になったマグマ溜まりが崩壊してできたものです。
植物で覆われていてわかりにくいですが、かなり大きな穴です。晴れている時ならきれいな写真が撮れそうですが、訪れた時は曇っていて残念。
El Chato Tortoise Reserve ガラパゴスゾウガメだらけの公園
ガラパゴスゾウガメだらけの公園El Chato Tortoise Reserveに移動。牛や馬に混ざってガラパゴスゾウガメも普通に共存しているカオスな牧場を横目に見つつ、公園に到着。
ガラパゴス島について調べている時に見つけたこの公園の写真では、多くの観光客が長靴を履いていたんだけど、確かに雨が降ると結構ぬかるみそうな感じ。わたしが訪れた時は晴れていたのでメレルの靴で大丈夫でした。
ゾウガメは大きくて重そうだけど、意外とよく動く。目をつぶったりあくびをしたり、表情も豊か。試しに手を振ってみるとわたしの方に顔を向けてしばらく見つめてくれるので、人間を認識してはいる模様。
あまりにもたくさんいるので、だんだん見慣れて物珍しさが薄れてきます。オーストラリアでカンガルーを見慣れてしまったのと同じような感覚に。
ラパゴスゾウガメの甲羅に入ってみる
El Chato Tortoise Reserve内のレストランで食事。ステーキなどいくつかメニューがある中で、わたしはシーフードパスタをチョイス。特に物珍しい具材は入ってなかったけど普通に美味しかった。でも他の人が注文していたステーキが肉厚で美味しそうだったのでそちらを選べばよかったかも。
レストラン内にガラパゴスゾウガメの甲羅に入って写真撮影できるスペースがあったので挑戦してみることに。180cmの旦那でも入れました。
ひたすらカメを眺めた後、ホテルへ。ホテルへの移動中に翌日のスケジュールと集合時間の説明をうける。ホテルはSanta Cruzの中心にあるGrand Hotel Leon Marino Galapagos。各グループごとに部屋の鍵を受け取って解散。
ロブスターを食らう。ベジタリアンミールは…
宿泊したホテルがにぎやかな街の中心部にあり、周囲にはレストランやお土産屋がたくさん。歩いているだけで楽しい。
ツアーのスケジュールは夕方の早い時間で終わり、そのあとは自由行動になる。レストランやお土産を
Fishing piersでフツーに気持ちよさそうに寝ていたGalápagos sea lionを発見。かなり近寄っても起きる気配はなくて、逆にこっちが怖くなる。
メインストリート沿いのショップは完全に観光客向け。地元の人は入らなさそうなお土産店、レストラン、バー、カフェなどがずらりと並ぶ。
なんだかどこも騒がしいなと思っていたら、みんなサッカーの試合を食い入るように観ている。お客はもちろん、店員も仕事よりテレビが気になるらしい(みんなそんな感じだし、大丈夫なんだろう)。大通り沿いの飲食店はどこもかしこもうるさくてかなわないので、ちょっと外れにあるお店を探してみる。
英語のメニューを見せつつ、スペイン語で早口でセールストークを展開してくる。あまりに押しが強いのでちょっとひいてしまう。どの店がいいか全くわからないので、とりあえずロブスターが食べられてベジタリアンミールの種類がそこそこあってテレビがない店(=サッカーの観客がいない)を選ぶ。
ロブスターは美味しい(このプレートは20ドルくらい)。でもそれ以外の付け合わせのライスやフライドポテトはありきたりの感じ。旦那はベジタリアンなのでバジルのパスタを注文。これは特に美味しくも不味くもなかったらしい。
夕食の後Fishing piersに戻ったら、小さいサメが泳いでいるのを発見。
気持ちよさそうに寝ているGalápagos sea lionも見つけた。
ローカルの人しか通らなさそうな道も歩いたけど、危険な感じはなかった(でも一人で歩くのはやめた方がいい)。ちょっと遠い距離にある店に行きたいときは、ホテルの受付でタクシーを呼んでもらった方が安くて早いと思う。