旅行の荷物にサンダルやスリッパを入れる人は多いと思います。ホテルの室内履き、ビーチ用、シャワーサンダルなど、軽くてかさばらないのが魅力ですよね。でも実は、それらの代わりに「マリンシューズ(ウォーターシューズ)」を一足持って行くだけで、旅先での快適さと安全性がぐっとアップします。
今回は、スリッパやビーサンよりウォーターシューズをおすすめする理由をご紹介します。
海外旅行にスリッパを持っていく?マリンシューズの方が便利でおすすめ

ウォーターシューズ、またはマリンシューズとは、水辺でのアクティビティや濡れた地面でも安全に歩けるよう設計された靴のこと。通気性・速乾性に優れた素材で作られており、足にフィットして脱げにくく、滑り止め付きのソールが特徴です。
主に以下のような場面で使われます:
- 海・川・湖でのレジャー(ビーチ、カヤック、SUPなど)
- 岩場や滑りやすい水辺の歩行
- 公共シャワーやキャンプ場での足元保護
最近ではデザイン性の高いモデルも増えており、街歩きや室内履きとしても使える万能な旅グッズとして人気が高まっています。
多用途でコスパ抜群
ウォーターシューズは、本来は川や海で足を保護するための靴ですが、その機能性の高さから、実は旅行中のさまざまなシーンで大活躍します。
- ホテルの室内履きとして使える
- ビーチやプール、温泉でも滑りにくく安全
- 石畳や濡れた道も安心して歩ける
- 川や滝、アウトドアにも対応できる
「1足3役以上」こなしてくれるので、荷物を減らしたいミニマル派にもぴったりです。
ビーサンより安全!足元をしっかり守れる

ビーサンは軽くて便利な反面、足がむき出しなので、こんな危険が潜んでいます:
- 濡れた床で滑る
- 石や貝殻で足裏を傷つける
- 長時間歩くと足が痛くなる
- トゲや虫に刺される可能性も
ウォーターシューズなら、足全体をカバーし、滑り止めもついているので安心。特に海外のシャワールームや岩場では、その差がはっきり感じられます。
軽くて乾きやすい!持ち運びも簡単
最近のウォーターシューズは、軽量でメッシュ素材のものが多く、通気性と速乾性に優れています。濡れてもすぐに乾くので、ホテルの部屋で干せば翌朝にはサラッと履けるのもうれしいポイント。
折りたたんで小さく収納できるものもあるため、バックパックにもスッと入るし、もし汚れてしまっても、気兼ねなく洗えます。
海外旅行やアウトドア派には特におすすめ
ヨーロッパの石畳、東南アジアのビーチ、南米のアクティビティ…。どんな旅スタイルでも、ウォーターシューズは頼れる相棒になります。特に、
- 公共のシャワーを使う予定がある
- アクティビティや観光で長時間歩く
- 靴を増やしたくないが安全性は確保したい
という人には、ビーサンよりも断然おすすめです。
旅行スタイル別・ウォーターシューズの選び方
ウォーターシューズといっても種類はさまざま。旅行のスタイルに合わせて選ぶことで、より快適で満足度の高い旅になります。以下を参考に、自分にぴったりの一足を見つけてみてください。
🌴 ビーチリゾート派におすすめ
- 超軽量&メッシュ素材のウォーターシューズがおすすめ
- 砂が入りにくいフィット感と、脱ぎ履きしやすいデザインが◎
- 滑り止め付きで、濡れた岩場やボートでも安心
💡例:ハワイ・沖縄・バリ島など
🏙 都市観光派におすすめ
- 見た目がシンプルで街歩きにもなじむデザインを選ぶと便利
- 通気性が良く、蒸れにくい素材だと1日中快適
- 長時間歩く予定がある場合は、クッション性のあるソールを重視
💡例:ヨーロッパの石畳の街歩き、アジアの都市探訪など
🏕 アウトドア派におすすめ
- 岩場や川沿い、キャンプ場などではしっかりと足を守ってくれる厚底タイプがおすすめ
- 足首までカバーできるものや、かかとがしっかりしているタイプを選ぶと安心
- 泥や水にも強い素材+グリップ力のあるソールが必須
💡例:トレッキング、ラフティング、川遊びを含む旅など
✈️ ミニマル&バックパッカー派におすすめ
- 折りたためるソフトタイプや超軽量・速乾素材のものを選ぶと荷物にならず便利
- 宿のシャワー、共同バスルーム用にも使えて衛生的
- 1足でスリッパ代わりにもなるので、荷物を減らしたい人に◎
💡例:長期旅行、ユースホステル泊、LCC旅など
旅行大好き主婦のマリンシューズの使い方
旅行好きのわたしはマリンシューズをスリッパがわりに使っています。
- 飛行機の機内持ち込み荷物に入れ、機内用スリッパに(トイレは床が汚れているときがあるので、布地のスリッパを履きたくない)
- ホテルの室内でスリッパとして(バスルームが濡れていても滑りにくい)
- ホテル内で用事があるときに、外履きと室内履きの中間くらいの履き物として(ゴツいシューズを履きたくない時に便利)
わたしのマリンシューズはかかとを折って履ける、とても柔らかいもの。室内ではかかとを追ってスリッパ風にして使います。かかとを折らずに履けば、ふつうのスニーカーを履いているように見えるので、ホテル内を歩き回るのにもだらしなく見えにくいです。
まとめ:マリンシューズは1足で何役もこなす“旅の優等生”
旅先での突然の雨、ぬかるみ、ビーチ遊び、石畳の散歩道……そんな場面でも、ウォーターシューズがあれば足元の不安が激減します。
荷物を減らしながら、快適さと安全性を手に入れたい旅人は、ぜひ1足、ウォーターシューズを旅のお供にしてみてください。
