こんにちは! Keiko(@kmy_design)です。
ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツに行き、World of Speed 2018を観てきました。
世界記録を出す数日前に現地にたまたま行って撮影したものです。記録更新の場に立ち会いたかったな…!
自転車で時速296キロ、米国人女性が20年ぶり世界新記録https://t.co/8715qZgecB pic.twitter.com/p9aw6lBUMj
— Keiko📌デザイン情報は別アカウントで発信中 (@kmy_design) September 24, 2018
わたしたちが訪れたわずか数日後、世界新記録が達成されたことが日本でもニュースになりました。
(CNN) 米国人女性が米ユタ州の平地でレーシングカーに先導されて走る自転車の記録に挑み、平均最高時速183.9マイル(約296キロ)の世界記録を達成した。
ボンネビル・ソルトフラッツは、レースが好きな方にも、日本では見られないような白い平地が限りなく広がる景色を一度見てみたい方にもオススメの観光スポットです。
では、早速見ていきましょう。
ボンネビル・ソルトフラッツとは?
ボンネビル・ソルトフラッツとはどんなところか、簡単に説明したいと思います。もうわかっているよ!という方は読み飛ばしてくださいね。
ボンネビル・ソルトフラッツ(Bonneville Salt Flats)はアメリカ合衆国ユタ州北西部に位置するグレートソルト湖の西に位置する中で最も大きい、100平方マイル(260平方キロ)にも及ぶ塩湖の跡にできた平原(塩類平原・ソルトフラッツ)。
出典元:ウィキペディア
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のロケ地としても有名な場所です。
わたしたちはソルトレイクシティから車で行きました。だいたい一時間半くらいかかったかな?
ここは毎年8月に開催される地上最速を競うモータースポーツ『スピードウィーク』でも有名です。
ボンネビル・スピードウェイ
1912年からスピード競争に使われ始めたソルトフラッツだが、1930年代にアブ・ジェンキンスとマルコム・キャンベル卿のスピード競争から多くの人々に知られるようになった。現在のスピードウィークではエンジンの種類や排気量など数十種類のカテゴリ分けがなされており、50ccのオートバイからロケットカーまでが記録を競う。 ただし、レースの開催時から今日まで、あくまでも草レース(アマチュアレース)の域を脱していない。理由は湖面の標高が約1282mという高地で、空気中の酸素濃度が平地より薄い事から特殊なエンジン設定を参加車両に施す参加者が多い事、海水よりも高塩分濃度の湖水の水分が、夏季の高気温で蒸発して固まった厚さ数十センチの塩の塊の上で行われる等で、ギネス級の特殊な速度記録を除いては未だ国際的なモータースポーツ連盟などからは世界的な公式記録には認定されていない記録が多い。それでもこのレースイベントが世界的に有名な理由は、バート・マンローやミッキー・トンプソンなどの伝説的なレーサーが華々しい記録を樹立していることから、世界中のスピード狂とも言われるモータースポーツファンから絶大な支持を受けているからに他ならない。
また、このレースからボンネビルの名を冠した車やオートバイも多数存在する。
▼自転車の世界記録を達成した様子を撮影した動画はこちらです。
ソルトフラッツに行く前に知っておきたいこと
ソルトフラッツに行く前に知っておきたい注意点をまとめました。
- 基本的に何もない場所。トイレもありません!
- とにかく日差しがキツイ!日焼けしたくない人は念入りに準備を
- うっかりレースの邪魔をしないよう気をつけて!
- こまめな水分補給が大切
①基本的に何もない場所。トイレもありません!
写真や動画を見ていただくとわかるように、ソルトフラッツには、基本的になーんにもありません。もちろんトイレもないので、ソルトフラッツに行く前には必ずトイレを済ませておきましょう。
飲み物やを買うような場所もないので、水をたっぷり持っていってくださいね。
②とにかく日差しがキツイ!日焼けしたくない人は念入りに準備を
写真では伝わりにくいんですが、ボンネビル・ソルトフラッツの日差しはお肌に大敵!!!
日焼けをするのが好きなアメリカ人でさえ、雨傘を日傘代わりに使ったり、長袖長ズボンで肌を露出しないよう気をつけている人をたくさん見かけました。
地面が白いので、日差しが反射するのもかなり厄介です。ソルトフラッツに行くなら、日焼け対策は万全にしましょう。
③うっかりレースの邪魔をしないよう気をつけて!
特に柵が設置されているわけではないので、近付こうと思えばいくらでも近づいて撮影することができます。が、くれぐれもレースの邪魔にならないように気をつけましょう。
レース用の車両がずらりと並んでいる列が2つあり、その先頭車両が交互に出発します。先頭車両を撮影するときは車両だけでなく、周囲のスタッフの邪魔にもならないよう、距離をとって安全な場所から撮影してくださいね。
④こまめな水分補給が大切
写真撮影やレースに夢中になると忘れがちなのが水分補給。ボンネビル・ソルトフラッツは乾燥しているので、体内の水分が知らず知らずのうちに奪われていきます。
熱中症対策のためにも、意識して水分補給しましょう!
ソルトフラッツに持っていくべきアイテム
9月のボンネビル・ソルトフラッツは日差しが強く、まるでサウナに入っているかのよう!わたしが今回持っていって、特に役立ったアイテムと、もって行くべきだったアイテムを紹介します。
- サングラス
- つばの広い帽子
- 長袖のアウター
- 日焼け止め
- 日傘(雨傘)
①サングラス
日中は裸眼で目を開け続けるのが辛いくらい日差しがまぶしいので、サングラスは必須です。安いものでもいいので、必ず持っていきましょう。
②つばの広い帽子
顔と首まわりを日差しから守るために、つばの広い帽子があるとベスト。画像のようにうなじ側にネックカバーがついている帽子だと、より確実に日差しを避けられます。
③長袖&長ズボン
「えっ、長そで?」と思うかもしれませんが、汗をかいてもすぐ乾くので、日差しから肌を守るために長袖のアウターを着ましょう。薄い色よりも、日差しを吸収しやすい濃い色がいいです。
また、風に舞いそうなペラペラの服より、しっかり厚みのある服で肌を完全にガードしましょう。
半袖半ズボンの観客もかなりいましたが、レース関係者らしき人たちはみんな長袖長ズボンで完全防備でした。
④日焼け止め
顔周りを紫外線から守るために、しっかり日焼け止めを塗りましょう!女性なら日焼け止めクリームとSPF値の高いファンデーションを重ね塗りすれば、より安心です。
⑤雨傘
ミネソタ州の夏についての記事でも書いたように、普段アメリカ人は日傘を使いませんが、ここボンネビル・ソルトフラッツは話が別です。
レース前の選手を日差しから守るためにスタッフがビーチパラソルをさして影を作ったり、観客が日差しに耐えかねて雨傘をさしていたりします。服とおなじで薄い色よりも、日差しを吸収しやすい濃い色がオススメです。
ソルトフラッツに行ってきました!見どころを紹介
ここからはわたしがボンネビル・ソルトフラッツで撮影した写真を使いながら、見どころを紹介していきますね。
▼目的地へ向けてドライブ中に撮った一枚。遠くに見える真っ白な大地がソルトフラッツです。
▼入り口にはこんな看板が立っています。
▼わたしが行った日は快晴で、空の青と地面の白のコントラストが美しかったです。見渡す限り真っ白!
▼ギャラリーの駐車スペースは特に決まってないので、それらしい一般車両が並んでいるそばに適当にとめました。背後に見える山々も絵になります。
▼走行順にレース用の車両が並んでいます。レース用の車両の後ろには、追いかけて回収するための車両が控えています。
▼地面は真っ白。表面がわかりやすいように影を少し濃くしましたが、現地では日差しの眩しさも手伝ってより白く見えます。
▼レースではバイクも走ります。ドライバーは全身スーツだけど、首だけ真っ赤!低音やけどしてないか心配になります。
▼ジェットエンジンがついた車もありました。デザインがかっこいい!
▼スタッフがスタート地点まで車を押していきます。スタート位置は特に仕切りがある訳でもなく、コーンが置かれているだけでした。
▼発車の様子はこちらの動画でご覧いただけます。
▼待機中のレース車両。雨傘をさして、ドライバーを日差しから守っています。濃色の雨傘でないと日光を通してしまいます。
▼クラシックよりのデザインのレース車両もいいですね。
▼こちらはオレンジの車体のクラシックデザインカー。
▼かと思えばこちらは近未来チックなデザイン。まるでロケットみたいですね。
▼前方から後方にかけて細くなったデザイン。どの車体もユニークで、見ていて飽きません。
▼世界記録を出した自転車と同じものが、わたしが現地に行った14日にも走っていました。この写真は後ろから撮影したもの。
▼やはり注目車だけあって、周囲の観客みんなが撮影していました。
さいごに&まとめ
ソルトフラッツの白と青だけで織りなす絶景と、超ハイスピードでまるでロケットのように飛んでいってしまうレースの様子は、特にレースに興味がない女性でも十分楽しめると思います。
何回も言いますが、くれぐれも日焼け対策だけは忘れずに!1時間半ほど炎天下の日差しの下に立っていましたが、日焼けしないか本当に気が気じゃなかったです。
▼2018年9月のアメリカ国立公園巡りについての記事をもっと読みたい方は、こちらをご覧ください。
▼こちらの記事でフロリダやニューオーリンズ旅行など、ほかの旅行記も紹介しています。