こんにちは! Keiko(@kmy_design)です。
2018年9月のアメリカ国立公園巡りで、サウスダコタ州(South Dakota)にあるマウントラシュモア国立記念公園(Mount Rushmore National Memorial Park)に行きました。
本記事ではマウントラシュモア国立記念公園に行った感想をレビューしたいと思います。
では、早速見ていきましょう。
マウントラシュモア国立記念公園ってどんなところ?
まずはマウントラシュモア国立記念公園について、簡単に説明したいと思います。「もうわかっているよ!」という方は読み飛ばしてくださいね。
▼マウントラシュモアの様子がわかる動画はこちらです。
アメリカのポスター、カレンダー、絵葉書、イメージ宣伝等に必ずといって登場するのがここ、アメリカを代表する歴代4人の大統領が白い花崗岩に彫られているマウントラッシュモアである。 建築には19世紀にパリへ留学し彫刻を勉強したガトソン・ボーグラムが携わり、400人の作業員が14年間かけサウスダコタ州、ブラックマウンテン山塊の固い花崗岩に高さ18mの大統領の胸像を4体完成させた。彫られた4人の大統領は建国から150年間にアメリカを築き上げたと最も重要な4人である。
ジョージ・ワシントン(初代大統領) ⊶産みの親- アメリカ合衆国建国の父、合衆国憲法下において最初の大統領である。アメリカ独立戦争にて指揮官となりイギリス軍に勝利、憲法制定議会の議長にと選出された後、選挙人投票で100%の票を得た最初で最後と呼ばれる初代大統領である。当時の年給は25000ドルっであったそうだ。 1ドル紙幣と25セントコインに肖像がが使われている。日本では子供のころ桜の木を切ったことを父親に正直に話したら逆にほめられたという逸話で「嘘をついてはいけない」の代名詞にもなっているが、1745年当時、アメリカ大陸にはまだ桜の木が無かったとのことからその話の真相は明らかにされていない。。。
トーマス・ジェファーソン(第3代大統領) -拡張の象徴- アメリカ独立宣言(1776年)の作者、またアメリカ合衆国建国に最も影響力があり、共和制の理想を追求した一人として知られている。就任中はルイジアナ買収でこのサウスダコタ州を含む現在の15州分を獲得し領土を2倍にした。ジェファーソン大統領は、ルイス・クラーク探検隊を発足したことでも有名。ルイス・クラーク探検隊は陸路で北米大陸を太平洋まで探検、ロッキー山脈の大陸分水嶺を越え、数々の困難を乗り越えて太平洋側まで到達し無事に帰還した。
エイブラハム・リンカーン(第16代大統領) –保護、保存の象徴- 「人民の、人民による、人民のための政治」の演説であまりにも有名、奴隷解放の父と呼ばれたリンカーンは、もとは弁護士で運輸関係訴訟ではかなり有能であったと言われる。 当時当たり前であった奴隷制度の拡張に反対し、リンカーンが大統領になったことで合衆国は2分化し、南北戦争へと結びついた。 南北戦争に勝利した後、大統領就任中(1865年)、ワシントンDCのフォード劇場で時代喜劇を観劇中、後頭部を撃たれて暗殺された。
セオドル・ルーズベルト(第26代大統領) -開発の象徴- 20世紀最初の大統領、本来は副大統領であったがマッキンリー大統領が暗殺されたことで大統領に昇格する。大統領就任時、42歳は史上最年少である。日露戦争では日本・ロシア間の調停を勤め、停戦からポーツマス条約での和平交渉を斡旋したことでノーベル平和賞を受賞している。またルーズベルトは太平洋と大西洋を結び、世界的な流通に大きな進化をもたらしたパナマ運河の建設を決定したことでも評価が高い。
引用:ルックアメリカンツアー
マウントラシュモア国立記念公園はこんな人にオススメ
マウントラシュモア国立記念公園はこんな人にオススメです。
- バッドランド国立公園やデビルズタワーに行く人
- アメリカの国立公園やモニュメント巡りが好きな人
バッドランド国立公園やデビルズタワーに行く人
バッドランド国立公園やデビルズタワーに行く人は、ついでにマウントラッシュモアに寄るといいでしょう。
ぶっちゃけると4人の顔以外は特に見所がないので、どこかに行くついでに立ち寄るのがオススメ。マウントラッシュモアをメインの目的地にしない方がいいと思います。
近くにあるジュエルケイヴ国定公園やウインドケーブ国立公園に寄るのもいいですね。
アメリカの国立公園やモニュメント巡りが好きな人
わたしと旦那はこのタイプです。結婚前から二人でアメリカの国立公園巡りをしていました。
一度国立公園の魅力にとりつかれると、抜け出せなくなるんですよね…
ビジターセンターのお土産ショップでは、国立公園ファン向けに各公園のスタンプを集める為のスタンプ帳など、コレクター心をくすぐるアイテムが多数販売されていますよ。
こちらのお土産ショップはインディアンジュエリー販売コーナーも充実しています。
訪れた時期 | 9月下旬 |
当日の天気 | 晴れ。夜は真冬並みの寒さ。風が強いとさらに体感温度が下がるので注意しましょう。 |
わたしの服装 | 真冬用のコートと半袖Tシャツ。ボトムはスカートとレギンス。手袋も。
足元は町歩き用のスニーカー(平坦で短いトレイルだけ歩きました)。 |
マウントラシュモア国立記念公園の注意点
マウントラシュモア国立記念公園に行く方向けに、注意点をまとめました。
- 夜のライトアップ・セレモニーに参加するなら、防寒対策は万全に
- 入場は無料だが、駐車料金が必要
- 天気が悪い時は彫刻が全く見えないこともある
夜のライトアップ・セレモニーに参加するなら、防寒対策は万全に
夜のライトアップ・セレモニーに参加する場合は、夏でも防寒対策をしましょう。わたしが行ったのは9月下旬でしたが、真冬用のコートを着て行って正解でした。
セレモニー開始からライトアップまで約30分程度ずっと吹きっさらしの会場に座りっぱなし(座席はコンクリート)なので、あっという間に体が冷えます。後部にはガラス張りのスペースがあるので、寒さに耐えられない場合はそちらに移動した方がいいでしょう。
お土産ショップではブランケットなども売っていますよ。
入場は無料だが、駐車料金が必要
入場は無料ですが、駐車料金が10ドル必要です。
▼料金を払うと駐車券が渡されますが、この駐車券は1年間有効です。また来る予定がある方は絶対捨てないでくださいね。ちなみに譲渡はできないようです。
天気が悪い時は彫刻が全く見えないこともある
運が悪い時は、彫刻が全く見えないこともあります。
▼わたしが最初に訪れた時(2015年)は、せっかく訪れたのにライトアップで映し出された4人が霧でモヤっとしていて、細部が全く見えない状態でした(画像が荒くてすみません)。
霧がかかっている方が珍しいのかもしれません。が、せっかく長いセレモニーを待って「やっと見れる!」と思ったのにライトアップされた瞬間ぼやっとした4人が映し出された時は、笑うしかありませんでした。
マウントラシュモア国立記念公園に行ってきました!見どころ紹介
ここからはわたしたち夫婦が撮影した写真を使いながら、マウントラシュモアの見どころを紹介していきますね。
昼間はマウントラシュモアをいろんな場所から見てみよう
▼ギフトショップなどがある建物を抜け、奥へ奥へと進むと大統領4人が見えてきます。
▼左から初代大統領のジョージ・ワシントン、第3代のトーマス・ジェファーソン、第26代のセオドア・ルーズベルト、いちばん右が第16代のエイブラハム・リンカーンです。
▼硬質な花崗岩の崖での彫刻作業には14年という長い年月を要しました。
▼ジョージ・ワシントン(左)とトーマス・ジェファーソン(右)
▼セオドア・ルーズベルト(左)とエイブラハム・リンカーン(右)
▼マウントラシュモアは色々な場所から撮影できます。こちらは外から撮影したジョージ・ワシントン。
▼天気がよければBlack Hills National Forestからもマウントラシュモアが見られます。
▼矢印のすぐ下がマウントラシュモアです。
夜のセレモニー後にはマウントラシュモアのライトアップも!
夜のライトアップ・セレモニーも必見です。
先ほども書きましたが、会場は吹きっさらしなので夏でも防寒対策を忘れずに!
ギフトショップは広々としていて、衣類・ブランケットなどの防寒具・インディアンジュエリー・食品・キーホルダー・本など豊富な品揃え。ちょっと早めについても、ギフトショップをながめるだけで時間をつぶせます。
セレモニーは30分ほどで、アメリカ国歌斉唱時など、みんなが立ち上がる時は一緒に起立します。セレモニーは後半になるにつれて、どんどん盛り上がっていきます。
寒さがつらい時は途中で退席してもいいと思いますが、時間がたつにつれて立ち上がりづらくなるのでお早めに!
▼セレモニーの様子はこちらの動画でもご覧いただけます。ネタバレが嫌な方はスキップしてくださいね。
映像が最高潮に達したあと、大統領の顔がふわっと浮かびあがります。
▼今回は4人がハッキリ見えてよかった!!!寒い中待ったかいがありました。
▼夜のセレモニーが終わった後、ライトアップされた大統領たちと旗の数々。
この日は寒さのせいか、セレモニー終了後は観客がいっせいに帰りはじめました。出口の混雑を避けたい方は、写真を撮りながら会場でそのまま待つのがオススメです。
まとめ
▼2018年9月のアメリカ国立公園巡りについての記事をもっと読みたい方は、こちらをご覧ください。
▼こちらの記事でフロリダやニューオーリンズ旅行など、ほかの旅行記も紹介しています。