旅行中に両手が自由になるリュックは、観光・移動・街歩きなどあらゆるシーンで活躍します。
でも「どのリュックが使いやすいのか分からない」という人も多いはず。
この記事では、旅行を快適にするための旅行用リュックの選び方とチェックポイントをわかりやすく解説します。
旅行用リュックを選ぶときのチェックポイント｜快適に旅するためのリュック選びガイド
旅行スタイルに合ったサイズを選ぶ
まずは、旅行の日数や持ち歩きたい荷物の量に合わせてサイズを選びましょう。
| 旅行タイプ | 容量の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 日帰り・1泊旅行 | 15〜25L | コンパクトで軽量。必要最低限の荷物に。 |
| 2〜3泊旅行 | 25〜35L | 着替え＋ガジェット類も入る万能サイズ。 |
| 長期旅行・バックパック旅行 | 40L以上 | 荷物をまとめて持ち運べる大容量タイプ。 |
※L（リットル）はリュックの容量の目安。
「大きすぎると重くなる」「小さすぎると荷物が入らない」ため、普段の荷物量＋少しの余裕を意識するのがコツです。
背負いやすさ（フィット感・背面構造）をチェック
旅行では長時間リュックを背負うことも多いため、背負いやすさは最重要ポイント。
- ショルダーストラップが太くてクッション性があるか
- 背中のメッシュ素材で通気性があるか
- チェストベルト・ウエストベルト付きか（重さ分散に効果的）
背面に空気の通り道があるタイプは、夏の旅行や街歩きでも快適に使えます。
軽さと耐久性のバランス
軽量なリュックは持ち運びが楽ですが、素材が薄すぎると破れやすいことも。
素材ごとの特徴を知っておくと選びやすくなります。
- ナイロン製：軽くて防水性もあり、旅行向き。
- ポリエステル製：手頃な価格でカジュアルに使える。
- キャンバス製：丈夫でおしゃれだが、少し重め。
「軽くて丈夫」が理想。旅行では1kg前後のリュックが扱いやすいと感じる人が多いです。軽さと丈夫さの両方を追い求めるなら、アウトドアブランドのリュックがおすすめ。
ポケットや収納構造の使いやすさ
荷物が多い旅行では、ポケットの配置が使い勝手を左右します。
チェックしたいポイントは以下の通り：
- PC・タブレット収納スペースがあるか
- 貴重品用の隠しポケットがあるか
- ボトルホルダー付きか（街歩きやハイキングで便利）
旅行中に「どこに入れたっけ？」と探す時間を減らせる、整理しやすい構造のリュックを選びましょう。
ハンドルの位置、ストラップの有無、キャリーオン機能の有無
リュックの上部はもちろん側面にもハンドルがあると、飛行機や電車の上の棚に収納するときに出し入れしやすくて便利。
リュックによってはショルダーストラップをつけて、荷物を肩掛けしたり斜めがけしたりできるものもあります。
リュックとスーツケースで旅行するなら、スーツケースのハンドルにリュックを固定できるキャリーオン機能付きリュックが使いやすいです。
拡張機能の有無
拡張機能つきのリュックなら、旅行中にたくさんお土産を買っても安心。荷物が少ないときはコンパクトに使えます。
防水・撥水機能の有無
突然の雨や飲み物のこぼれにも対応できるよう、防水・撥水加工は要チェック。
- 日常使い兼用なら「撥水加工」で十分。
- 屋外やアウトドア中心なら「防水素材＋止水ジッパー」が安心。
さらに、レインカバー付きリュックなら急な天候の変化にも対応できます。
防犯性を意識した設計
海外旅行や都市部では、防犯性の高さも重要です。
おすすめの機能：
- 背面ポケット：財布やパスポートを入れても安心
- ロック可能なジッパー
- スキミング防止（RFIDブロック）ポケット
- 隠しファスナーや目立たないデザイン
見た目がシンプルで「開けにくい構造」のリュックは、スリ対策にも効果的です。
デザインとカラーの選び方
旅行リュックは機能だけでなく、ファッションとの相性も大切。
- 黒・グレー・ベージュなどのベーシックカラーは服を選ばず万能。
- 明るい色や個性的なデザインは目印になりやすく、取り間違い防止にも◎。
- 男女兼用デザインならパートナーとシェアも可能。
「旅先でもおしゃれに持てる」ことを意識すると、旅行の写真にも映えます。
