2018年9月のアメリカ国立公園巡りで、サウスダコタ州(South Dakota)にあるバッドランズ国立公園(Badlands National Park)に行きました。
本記事ではバッドランズ国立公園に行った感想を書きたいと思います。
では、早速見ていきましょう。
バッドランズ国立公園ってどんなところ?
まずはバッドランズ国立公園について、簡単に説明したいと思います。「もうわかっているよ!」という方は読み飛ばしてくださいね。
▼バッドランズ国立公園についての動画はこちらです。
バッドランズ国立公園(Badlands National Park)とはアメリカサウスダコタ州の南西部にある国立公園である。 プレーリーと呼ばれる大平原地帯の中にある岩山地帯で約244,000エーカー(924Km2)の広さにある。広大で荒々しい岩山や丘が聳え立ち、プレーリーの大平原には、バッファロー(アメリカバイソン)が生息しており、国立公園の周囲にバッファローギャップ国有草原がある。プレーリードッグ、コヨーテ、プロングホーンなどの野生動物も生息している。
バッドランズとは、「悪い土地」又は「荒地」を意味する、スー族インディアンの言葉「マコシカ」を英訳したもので、およそ50万年の歳月をかけて水と風の浸食作用でできあがった奇妙な地形には、いくつもの崖や峡谷のほか、そそり立つ尖峰、根元が細く削られた岩、そして平坦な岩のテーブルなどこの地域の特徴な風景が広がっている。生き物が暮らしていくのはほぼ不可能で、野ウサギの死体を捜すヒメコンドルを除けば、ほとんどいない。
バッドランズ国立公園はこんな人にオススメ
バッドランズ国立公園はこんな人にオススメです。
- ジュエルケイヴ国定公園やマウントラッシュモアに行く人
- 日本では見られないような景色が見たい人
ジュエルケイヴ国定公園やマウントラッシュモアに行く人
バッドランズ国立公園に行くなら、同じサウスダコタ州内にあるジュエルケイヴ国定公園、ウィンドケーブ国立公園、マウントラッシュモアに行ってみるのもいいですね。
ついでにかれこれ何十年も建設中のクレイジー・ホースも一度見てみるといいですよ。
日本では見られないような景色が見たい人
バッドランズは見渡すかぎり続くストライプの岩山が圧巻の国立公園。日本やアメリカのほかの国立公園とはまた違う景色が楽しめます。
特に夕方は、沈みゆく夕日を背景に幻想的な世界が広がります。インスタ映えする写真もたくさん撮れますよ!
訪れた時期 | 9月下旬 |
当日の天気 | 晴れ。朝晩は冷え込みます。 |
わたしの服装 | ライトダウンジャケットと半袖シャツ。ボトムはスカートとレギンス。
足元は町歩き用のスニーカー。 |
バッドランズ国立公園に行ってきました!見どころ紹介
ここからはわたしたち夫婦が撮影した写真を使いながら、バッドランズ国立公園を紹介したいと思います。
▼バッドランズは広いので、このサインがあちこちにあります。
▼この日は雲ひとつない晴天で、絶好のシャッターチャンス!ですが、どうも安いカメラやスマホで撮影すると色がうまく再現できないのが難点です。
Cedar Pass Lodge Restaurant
Ben Reifel Visitor Centerの近くにあるCedar Pass Lodge内のレストラン。ギフトショップも併設しています。
バッドランズの景色を見ながら食事ができるぜいたくなロケーションです。窓際は人気なのですぐに埋まってしまいます。前回もここで食べたのをおぼえていて、また来てしまいました。
到着したのは夕方5時半ごろ。少し早いディナータイムになりました。
▼レストランの外はこんな感じです。
どのメニューも全体的に量多めで、周囲を見ているとほとんどの人が残しているようだったので、注文するときはちょっと気をつけたいところ。安くて野菜たっぷりでオススメです。
わたしたちはVegetarian Indian TacoとSage Greek Saladを注文。写真はTacoを食べやすいようにハーフサイズにしてもらったものです。
▼ブルーチーズはあまり好きじゃないんですが、このサラダはブルーチーズがアクセントになっていて美味しかったです。はじめてブルーチーズいいかも!と思えました。
▼こちらは2015年に食べた時の写真です。Vegetarian Indian Tacoの一人前はこのボリューム!写真上はIndian Fry Breadです。
▼レストランを出たら、すっかり空の色が変わっていました。ここからはInterstate 90へ向かってドライブしながら気になる場所に立ち寄ることに。
Cliff Shelf Nature Trailhead
▼ビジターセンターの近くにあったCliff Shelf Nature Trailhead。こちらの短いトレイルを散策することに。いいビューポイントがありそう!
▼どこまでも広がる大地。周囲360度すべてこの風景が広がっています。
▼岩山が作る影が時間を追うにつれ、だんだん濃くなります。
▼日が落ちる直前は空の色の移り変わりが早くなります。どの瞬間も忘れたくないくらい幻想的です。
▼空の色がそのまま反映されて、岩山も燃えるような濃いオレンジに染まります。
▼日が落ちる前のこの瞬間が息をのむ美しさ。
▼この夕日を撮影するために、周りには大きなカメラで待ち構えていた人が数人いました。
▼日が落ちたあとは、空の燃えるようなオレンジ色が一気にひいていきます。
▼あっという間に暗くなり始め、空の青色の面積が急に増えます。
▼夕日を楽しんだら急いで移動。わたしはカメラ片手に助手席でシャッターチャンスを逃さないようにしていましたが、タイミングをあわせるのが難しくてボケている画像ばかり。車で移動しながらいい写真をとるのは難しいですね。
▼日没後の少し残ったピンク色の空も素敵です。
Big Badlands Overlook
▼Big Badlands Overlook(ビューポイント)に到着。岩山のボーダーがハッキリ見えます。
▼こんなところでもひまわりのような花が咲いています。
▼よく見ると岩山の表面にも草がはえています。
▼果てしなく続く岩山に、ただただ圧倒されます。バッドランズ国立公園は何度でも訪れたい場所です。
バッドランズに行くなら、良いカメラを持っていくのがオススメです。岩山や空の繊細な色合いは、安いカメラやスマホのカメラでは難しいですね。
次回があれば、もっといいカメラを絶対に持っていきます!
バッドランズ国立公園に行くならここにも行きたい!
バッドランズ国立公園に行く予定なら、ここも見逃せない!おすすめスポットはこちらです。
ジュエルケイヴ国定公園
ジュエルケイヴ国定公園はウィンドケイヴから近く、人気の洞窟ツアー日によっては午前中で当日のツアーが売り切れます。
洞窟内では、宝石のようにキラキラ輝くクリスタルが見られます。ウインドケーブとは違う雰囲気なので、両方訪れるのがオススメです。
ウインドケーブ国立公園
ウインドケーブ国立公園もジュエルケイヴ国定公園と並んで洞窟ツアーが人気です。当日早めに現地で予約するのがオススメ。外ではプレーリードッグの姿があちこちで見られます。家族で訪れたい観光スポットです。
マウントラシュモア国立記念公園
せっかくサウスダコタに来たなら、マウントラシュモア国立記念公園にもぜひ!入場料は無料ですが、駐車料金がかかります。
さいごに&まとめ
▼2018年9月のアメリカ国立公園巡りについての記事をもっと読みたい方は、こちらをご覧ください。
▼こちらの記事でフロリダやニューオーリンズ旅行など、ほかの旅行記も紹介しています。