ベジタリアンのパートナーって、実際どうなの?
超面倒くさそうだけど、メリットはあるの?
実際につきあわないとわからないデメリットも知りたい!
こんにちは! Keiko(@kmy_design)です。
旦那がベジタリアン、わたしは肉・魚大好きのノンベジタリアンです。
この記事では、結婚相手やパートナーがベジタリアンなことで感じるメリットとデメリットを、わたしの独断と偏見で挙げていきたいと思います。
では、早速みていきましょう。
ベジタリアンの結婚相手・パートナーをもつデメリット
わたしが自分の旦那と一緒に過ごすことで感じた、ベジタリアンの結婚相手やパートナーを持つデメリットはこちらです。
デメリット①二人で美味しいものが共有できないのが辛い時がある
食生活の違いは、カップルによってはかなり大きな問題です。
わたしの知り合いのイギリス人はベジタリアンですが、食生活の違いが元奥さんとの離婚の原因の一つだったと言っていました。
日本人のわたしにとって、新鮮で美味しい北海道や九州の海産物を旦那と一緒に食べられないのは正直辛い時があります。
わたしは食べるのは大好きですが、好き嫌いはほとんどないですし、グルメなわけでもありません。なので食に対する考え方の違いについて、いつも多少のストレスは感じますが、基本的にズボラな性格なので満腹になれば忘れてしまいます。
ベジタリアンのパートナーと一緒にいるのは最初は平気でも、食へのこだわりが強いかたにとっては予想以上に大変かもしれません。
デメリット②日本での友達や家族との外食で相手に気をつかわせてしまう
ベジタリアンのパートナーを持つデメリットの一つは、日本での外食で友達や家族に気をつかわせてしまうことです。そして最悪なことに、旦那はそれが日本人にとってどれだけストレスフルなことであるか理解するのが難しいようです。
アメリカだとどこに行ってもベジタリアンミールがあるので困りませんが、日本では行く前にちゃんとベジタリアンミールがあるか調べたり、確認したりしておく必要があります。
わたしの場合は、日本で旦那と友人と一緒に食事する時は、わたしから場所を提案します。その方が友人に場所探しの手間をかけさせず、ベジタリアンが食べられるものがある場所に確実に行けます。
たいてい女性受けするメニューが中心の食べ放題のお店に落ち着いてしまいますが、食べ放題なら友人も旦那に気を使わず好きなものを好きなだけ食べられます。
また、わたしの両親と一緒の時は、また違った気遣いが必要です。両親と一緒の外食は毎回苦労します。
両親が好きな感じの和食はほぼ100%出汁入りで、旦那はぜったい食べません。かといって旦那にあわせてイタリアンやインドカレーのお店にすると、今度は両親の好みにあわなくなってしまいます。
なので色々試した結果、今は両親との食事ではファミレスや回転寿司に行くことが多くなりました。食べ放題もいいのですが、両親の食が細くなってきて自然と行かなくなりました。
ファミレスなら和・洋食メニューが充実していて両親・旦那ともに食べられるものが何か見つかります。テーブルもソファもゆったりしているので、旦那にも両親にも安心です。また、アメリカ人の旦那にとってドリンク飲み放題は種類豊富で楽しいようでお気に入りです。
回転寿司は旦那にとって寿司自体の選択肢は少ないですが、フライドポテト・枝豆・デザートなど、ベジタリアンでも食べられるメニューが意外と回っています。
が、それでも満足できるまで食べられる感じではないので、旦那にはちょっと我慢してもらっています。回転寿司はアメリカにもありますが、日本の方がもっとハイテクな感じがして、たまに行くのは面白いようです。
友達や家族との外食の時は、なるべく相手に気をつかわせないように気をつけています。
デメリット③旦那の目の前で肉や魚を食べるのは(ちょっと)気がひける
結婚当初くらいまで、旦那の目の前で肉・魚料理を食べるのはちょっと気がひけました。
特に海鮮料理や肉で有名な場所に行く時は困ります。名産品を買ってもわたししか食べないのでお金がもったいない気がするし、かといって、わたしだけちょこちょこ買い食いすると旦那が空腹の時にわたしは満腹になってしまいます。
外食では気にせず食べていいルールにしているのですが、やっぱり遠慮しちゃうんですよね。
でも、あまりにも動物性タンパク質をとらないとストレスが爆発するので、今ではおかまいなしに肉・魚料理を注文しています。
また、一人で食べる時になるべく肉・魚料理を食べるようにしています。ベジタリアンミールとノンベジタリアンミールを作るなんて面倒でぜったい無理なので、夕食はいつもベジタリアンミールを作ってます。
デメリット④飛行機でのベジタリアンミールの手配が面倒
飛行機に乗るときは、必ず機内食をベジタリアンミールにしています。でも、ちゃんとベジタリアンミールの手配をしていても、いざ乗ってみるとベジタリアンミールが来ないこともありました。
旦那は機内食が出るフライトの搭乗前に、ベジタリアンミールの手配がちゃんとされているか、いつも念入りに確認しています。
わたしはどっちでもいいのですが、本人にとっては死活問題のようです(完全に他人事)。
ベジタリアンの結婚相手・パートナーをもつメリット
あまり思いつきませんでしたが、ベジタリアンの結婚相手・パートナーをもつもちろんメリットもあります。
メリット①キッチンや冷蔵庫内が臭くなりにくい。体臭も弱めかも
我が家では冷蔵庫や冷凍庫に入れないと保存できないような肉や魚は買いませんし、調理もしません。なので、キッチンや冷蔵庫内が臭くなりにくいです。
ベジタリアンミールしか作らないと、キッチン周りの掃除が少し楽な気がします。
メリット②おなかのトラブルが減る
ベジタリアンミール中心の生活を送っていると、お腹のトラブルがおこる可能性が低くなります(食あたりの原因は肉や魚なことが多いですよね)。よく考えると旦那はあまりお腹のトラブルがない気がします。
ちなみにいつも「ベジタリアンミール=健康的な食事」とは限らないので、気をつけてないと太ります。アメリカの食事は量も多いですし。
特に旅行中は食べなれない食事と疲労で下痢や食あたりになりやすいですが、旅行中だけ意識してベジタリアンミール中心にするのもアリだと思います。
▼ベジタリアン食のメリットとデメリットは、こちらの記事が参考になりますよ。
ベジタリアンの結婚相手・パートナーとの生活をうまくやっていくコツ
ノンベジタリアンがベジタリアンとの生活をうまくやっていくための、わたしなりのコツはこちらです。
二人で楽しめるベジタリアンミールがあるお店を開拓する
「美味しいものを二人で共有できないのが残念」と思ってしまう方は、美味しいベジタリアンミールやヴィーガンミールが食べられるローカルレストランを探しましょう。
肉や魚が入っているか関係なく、心から美味しいと思える食事を出してくれるお店を、一つでも多く見つけてください。二人での食事が楽しくなりますよ。
食事だけでなく、ドリンクやスイーツなども開拓しましょう。二人で美味しいものを探すのがオススメです。
食べたいものをちゃんと食べて、ストレスを溜め込まない
肉や魚を食べたい気持ちをいつもしまいこんでいると、ストレスがいつか爆発します。
食べたい時はラーメンだって寿司だって、食べたいものを食べるようにすればストレスが減りますよ。
相手によっては自分が食べるわけじゃないのに肉や魚を見るのも嫌、という人もいるかもしれません。
あまりに縛りがきついと生活が楽しめないので、お互いどこまでなら妥協できるか話しあってみましょう。
友人や家族に協力してもらう
日本では特に友人や家族の協力か欠かせません。ベジタリアンミールについて聞かれたら、相手になるべくわかりやすく説明しましょう。
家族に関しても、うちの場合は家にある食材を見ながら「あれはダメ、これはOK」と説明することで、だんだんコツをつかんでくれました。
また、旦那が好きな日本の食べ物を伝えておくと、次からは同じものを用意してくれて助かりました。