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アメリカ・ミネソタ州の真冬対応コート選びのチェックポイント

アメリカ・ミネソタの冬のコート選びのポイント

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寒いときは摂氏マイナス18度以下になるミネソタ州では、冬のコートは厳しい寒さから身を守り、楽しく過ごすための重要なアイテム。この記事ではミネソタ在住のわたしの冬のコートの選び方についてまとめてみました。では、早速みていきましょう。

もくじ

アメリカ・ミネソタ州の真冬対応コート選びのチェックポイント

アメリカ・ミネソタの冬のコート選びQ&A

この記事では、

  • 摂氏マイナス18度以下の日の買い物など、ちょっとした外出(家からスーパーまで、駅で15分くらい待つなど)
  • Holidazzleなどの冬の野外イベントに出かけるとき(屋内、屋外出たり入ったりしながら1〜2時間くらいの外出)

に気軽に使えるコート選びを想定しています。

素材

  • 保温性:コートの主な機能は保温性。断熱材がしっかりと詰まったものや、ダウンフィルが入っているコートかどうかは重要ポイント。暖かさを提供する素材や技術が使われているか確認を。
  • 防水性:表面が防水加工されているコートは汚れにくいし、急に暖かくなって雨が降ってきた時にコートが濡れにくい(=体が冷えない)ので、コートの素材はしっかり確認したいところ。
  • 防風性:同じ気温でも風がある日とない日では、体感温度が全然違います。風を通さない素材やデザインのコートじゃないと、体があっという間に冷えてしまいます。

ミネソタの真冬コート選びでわたしが最重視するのはコートの素材です。わたしはダウンフィル550以上で、防水性と防風性があるかをチェックしてます。

以前はダウンフィル650以上あるコートが多かったような気がしますが、最近はダウンフィル+最新技術の防風、防水素材で暖かいコートも増えたので、ダウンフィルの数値だけにとらわれずコートを選びたいところです。

サイズ

あまり体にフィットしすぎると動きにくいし、余裕がありすぎても体があたたまりにくいです。コートの下にどれくらい着込むか考えてからサイズを選びましょう。

コートの下にニットやスウェットが着れて、腕を動かしたりしゃがんだり、動き回ったときにきつい部分がないか試着時にチェックしてください。

コートの内側または背面にウエスト周りを調整できるベルトやドローストリングつきのものを選ぶのがおすすめ。薄着のときにウエストを絞ると熱が逃げづらいです。コートのすそも絞れるとさらにいいです。

コートの丈は長ければ長いほど外気から脚を守れます。膝にかかる丈なら、外でベンチに座ったときにお尻が直接冷たいベンチに触れません。

運転するときに邪魔になるのが嫌な人は短い丈でも大丈夫だと思います。

この手のコートは流行がほとんどないので、一着いいものを買えば何年も着られます。そうなると黒やダークグレー、ネイビーなどの濃いめの色が汚れも目立たちにくく手入れがラクで、いろんな場所に来ていきやすいです。

白や薄い色はファッション的には素敵ですが、選ぶ人は少ないかも。二着目、三着目のコートならアリだと思います。

ポケット

わたしは手を暖めるためのハンドポケットに他のものを入れたくないので、ハンドポケット2つ+ものが落ちないポケット2つの合計4つがあり、内ポケットもあるコートを選びます。

内ポケット

内ポケットは貴重品やスマホを入れておくのに便利。ファスナーが付いていればより安心です。

外ポケット

  • サイズ:寒い時に(手袋をはめた状態で)手が入れられる大きさなら大丈夫。ニット帽や手袋を入れておきたい方は、それができるかどうかもチェックを。
  • ファスナーまたはフタつきか:ポケットに入れたものを無くさないために、ファスナーまたはフタが付いているものを選びたいところ。これがないとコートを手に持っているときや、コートをスーツケースの中に入れているときに、中のものが落ちてしまうかもしれません。

えりもと+フード

  • えりもと:あごにかかるくらいしっかり高さがあり、広がりすぎない(首と襟の距離が開きすぎない)ものがおすすめ。
  • フード:広がり具合や深さを調整できるかチェック。フードが取り外せるとコーディネートの幅が広がります

襟元とフードがしっかりしているコートなら、マフラーや帽子を一緒に持ち歩かなくても大丈夫です。

ミネソタに移住したてのころはマフラーをたくさん持っていたのですが、最近は荷物になるのでよほど寒い日以外は使わなくなりました。

フードにファーが付いているコートは、顔まわりが暖かいです。

フロントデザイン

  • ファスナー:ダブルファスナーで上下から開け閉めできると、体温調節しやすい。座るときにも便利。丈が短いコートならシングルでも問題なし
  • ストームフラップ(風よけ):ファスナー部分から外気がコート内に入るのを防ぐためのストームフラップつきだと保温性アップ。ミネソタの真冬では必要。

ダブルファスナーだと開け閉めが面倒な時もあるけど、下から開けられると足が動きやすくなるのでおすすめ。

洗濯表示

わたしが必ずチェックするのは、自分で洗濯できて、乾燥機で乾かしても大丈夫かどうか。

  • 寒い日でも歩きまわっていれば汗をかく
  • 襟元がファンデーションや日焼け止めで汚れる
  • こけて雪や融雪剤がつく
  • 泥水がはねてコートにつく

など、きれいに使っているつもりでもすぐに汚れてしまうことが多いです。そんな時に自宅でサクッと洗えるコートじゃないと気軽に着られません。

融雪剤には塩分が多いので、こけてコートが汚れたらすぐに洗うようにしています。

アメリカ・ミネソタ州の冬のコート選びQ&A

冬のコートの選び方

ここからはQ&A方式でミネソタの冬のコート選びについて解説していきます。

ミネソタの人に人気のコートは?

THE NORTH FACEのコートです。

冬のダウンタウンではTHE NORTH FACEのコートだらけ。ダウンタウンに出たら、周囲の誰か一人は必ず着ているくらい着用率が高いです。

特に黒のロングダウンジャケットは、TPOを選ばず長く着られる一着。迷ったらとりあえずこれを買っておけば安心です。

コートはいつから売ってる?

冬のコートはだいたい夏の終わり頃から売っています。ミネソタの秋は短いので、暑いなーと思っていても気がつくとあっという間に冬になる感じ。人気のコートは早めに買わないと売り切れることも。

アフタークリスマスセールからぐっと値段が下がるのでお買い得です。

ミネソタでは洋服と靴に消費税がかかりません。

冬用の分厚いコートはみんないつまで着てる?

年によりますが、4月ごろまではいつでも使えるようにしておくのがオススメです。

ミネソタは一日の寒暖差が激しいので、朝晩に外出する人は4月でもかなり厚着ですし、昼間だけの外出ならコートを着ていない人もたくさんみかけます。

ちなみに周りの人の服装を見て自分の服装を決めるのは、ミネソタではあまりオススメしません。スカイウェイに直結したマンションに住んでいる人は真冬でもスカイウェイだけをコートなしで歩いているし、ミネソタ出身の人はそもそも寒さに強くて、日本人とは感覚が違う気がします。

周りの人がみんな薄着でも、自分が寒いと感じるときはしっかり着込みましょう。

アメリカ・ミネソタの冬のコート選びのポイント

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