「旅行のたびに荷物が多くなってしまう」「スーツケースが重くて移動が大変」——そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、機内持ち込みサイズのバッグひとつで快適に旅するための荷物を減らすコツを紹介します。
身軽に動けるようになると、旅がもっと自由で楽しくなりますよ。
旅行の荷物を減らす10の方法|機内持ち込みだけで快適に旅するパッキング術

わたしはこれまでイタリア、タイ、エジプトなどに行ったことがあり、割と旅慣れている方だと思います。フランス、オーストラリア、エクアドルは夫婦で機内持ち込み荷物のみで旅行しました。
旅のスタイルを明確にする
まず最初に、「どんな旅をするのか」をイメージしましょう。
観光中心なのか、リゾート滞在型なのか。
予定に合わせて服装や持ち物を選べば、「念のため」持っていく無駄な荷物を減らせます。
コーディネートは“着回し前提”で
服は荷物の中で最もかさばるアイテム。
- ベースカラーを決めて、上下を組み合わせやすくする
- 洗える素材を選んで、現地で洗濯する
- 靴は歩きやすいもの+軽いサンダルの2足で十分
着回しを意識するだけで、荷物はぐっと軽くなります。
トラベルボトルで“ミニサイズ化”
化粧品やスキンケア用品は、トラベル用の小瓶に詰め替えるか、ミニサイズを購入する。
試供品や固形シャンプーを使えばさらに軽量化できます。
ホテルのアメニティもうまく活用しましょう。
デジタル化で紙類をゼロに
地図、チケット、予約情報などはスマホにまとめましょう。
オフラインでも使える地図アプリを入れておけば、通信環境がなくても安心です。
紙のガイドブックを持たないだけで、かなりの軽量化になります。
現地で買えるものは持たない
飲み物やスナックなどは現地調達でOK。Tシャツやエコバッグを現地で買ってお土産にするのもいいかも。
「日本から全部持っていく」発想を手放すと、荷物が驚くほど減ります。
天気を確認してから準備する
「寒かったら困る」と思って防寒具を詰め込みがちですが、
実際の気温を調べれば、必要以上に持っていくことはありません。
重ね着できる軽い服を選ぶのがポイント。アウターは軽くて風や雨をシャットダウンできるものを一着持っていくと便利です。
バッグは“小さめ”を選ぶ
大きなスーツケースを選ぶと、つい詰め込みすぎてしまいます。
最初から機内持ち込みサイズやバックパックに限定すると、自然と厳選できます。
「入らないものは不要」と割り切るのがコツ。

ポーチで小分けしすぎない
ポーチを多用してパッキングすれば取り出しやすくて便利な一方、使いすぎるとポーチの重さで荷物全体の重量が増えます。
- 「ベッドルームで使うもの」「バスルームで使うもの」などの括りで大きくざっくりポーチにまとめる
- 輪ゴムやカラビナでまとめる
- 旅行バッグのポケットをポーチのように使う
- 消耗品はビニール袋でまとめて、中身を使い切ったらゴミ袋にする
ポーチが増えすぎると、かえってパッキングしにくくなることもあります。
“洗濯前提”で旅をする
長期旅行でも、洗濯をすれば荷物を減らせます。
ホテルのランドリーサービスや、手洗いできる速乾素材の服を活用しましょう。

「軽くて多用途」なアイテムを選ぶ
- ストール、スカーフ:防寒にも日よけにも使える
- ジップロック:小物整理や濡れもの収納、食べ物の小分けに便利
- 軽量エコバッグ:お土産や買い物にも活躍
- ヘアゴム:ヘアアレンジや荷物をまとめるのに便利
ひとつで何役もこなすアイテムは、荷物削減の味方です。
まとめ|“軽い荷物は、自由な旅の第一歩”
荷物を減らすことは、単に持ち物を少なくするだけでなく、
旅の自由度を高めることでもあります。
身軽に動けると、急な予定変更にも対応でき、思いがけない発見も増えます。
次の旅行は、ぜひ「機内持ち込みだけ」で出かけてみてください。
きっと、これまでよりずっと快適な旅になるはずです。
