私の英語は外国人に通じるのかな…?
私の英語はネイティブスピーカーにどう思われているのかな?
こんにちは! Keiko(@kmy_design)です。
わたしがアメリカに来たばかりのとき、わたしの英語がアメリカ人に伝わるかどうかいつも不安でした。
でも、オンラインで日本語を教え始めてから、意外なことに気づきました。生徒の中には語彙力のない初心者もたくさんいましたが、彼らの言いたいことが推測できるし、その推測が8割くらいの確率で当たるんです。
なのでいつも彼らには「言いたいことはだいたいわかるから、文法メチャクチャでもいいから日本語でどんどん話してー!」と伝えていました。
そしてふと思ったんです。「これってわたしが英語を話すときにも当てはまるんじゃない?」と。
- ネイティブスピーカーが非ネイティブの下手な英語を理解できる理由
- あなたの英語が理解してもらえないときの対応策
- あなたの英語が理解してもらえないのは、あなたのせいじゃないときも多い
この記事が英語を話したいあなたの緊張をほぐし、リラックスして話せるようになると嬉しいです。
では、早速見ていきましょう。
ネイティブスピーカーが非ネイティブの下手な英語を理解できる理由
ネイティブスピーカーが非ネイティブの下手な英語を理解できる理由はこちらです。
- 圧倒的なボキャブラリー
- 非ネイティブスピーカーとのコミュニケーション経験
では、1から見ていきましょう。
①ネイティブスピーカーのボキャブラリーはすごい!
わたしが外国人に日本語を教えるケースを例にあげますね。
日本語学習者はネイティブスピーカーに比べるとゆっくり、言葉を選びながら話します。
彼らの話を少し聞くだけで、ネイティブスピーカーのわたしはたくさんの間違いに気づきます。
- 助詞が間違っている
- 意味はわかるけど、言葉のセレクトがその場にふさわしくない など
ですが驚いたことに、たとえたくさん間違いがあったとしても、伝えたいことは大体推測できるんです。それはわたしには圧倒的な日本語のボキャブラリーがあるから。
ネイティブスピーカーは
- 頭の中にある膨大な母国語の例文のストック(ボキャブラリー)
- 話の前後の流れ
- シチュエーション
- ジェスチャー
- 相手の表情や口の動き
- 文化的背景
- 声のトーン
などをヒントに、その場にふさわしい言葉を素早く判断します。
もし助詞や言い回しが違っていたとしても、「きっとこの状況だとこんなことが言いたいはず」と、推測が可能ですし、それはかなりの精度で当たります。
ということは、これを私達が英語でネイティブスピーカーに話す場合に置き換えてみると…想像できますよね?
ちょっとくらい間違えても言いたいことは理解してくれるはずです。
電話で話すときや、その場で起こっていないことについて話す時は難易度が上がる
これはなぜだかもうわかりますよね?
電話なら相手の表情が読めませんし、その場で起こっていないことならシチュエーションや話の前後の流れがつかみにくいので、推測の精度が下がるからです。
②外国人は非ネイティブスピーカーとの会話に慣れている
アメリカは実はファーストフード店などで多くの外国人が働いています。非ネイティブスピーカーと英語で話すことは日常茶飯事です。中には英語に不慣れな人もいますが、なんとかコミュニケーションをとっています。
日本人はまだまだ非ネイティブと会話する機会が少ないのでコミュニケーションにとまどうケースもあると思いますが、彼らにとって非ネイティブとの会話は珍しいことではありません。
どうやって意思疎通を測ればいいか、外国人は経験からわかっています。
ネイティブスピーカーならわかってくれると思うと、英語を話す心理的ハードルが下がります
ネイティブのすごさがわかる
↓
外国人と話す時の心理的ハードルが低くなり、落ち着いて話せるようになる
↓
落ち着いて話せれば、発音や言葉選びなどをもっと注意できるようになる
↓
さらに英語がうまく話せるようになる
日本人は中学・高校で英語を学習しているので、ボキャブラリーはあります。落ち着いて話せるだけで全然違いますよ!
それでもあなたの英語が理解してもらえないときは大きな声で話そう
英語のネイティブスピーカーの皆さんは声が大きい&息の量が違います。それに対し、日本人の声は外国人に比べるとかなり小さめです。
こちらとしては聞き取りやすくて助かるんですが。
私も英語で話すときは意識して大きい声で話すようにしていますが、気を抜くとすぐ小さくなります…なのであなたも意識して大きな声で話すようにしてみてください。
あなたの英語が理解してもらえないのは、相手がちゃんと聞いてないときが多い
もしあなたが「何度も聞き返されてツラい」と思っているなら、問題はあなたの英語力ではなく、ただ相手がしっかり聞いていない、または聞けていないだけかもしれません。
アメリカはやる気のない店員のいる店も多いので、こちらがお客でもきちんと聞いてくれないことも。
反対に、相手の言っていることがわからないのにあなたが適当にYesやNoを言ってしまうと、後で大変になるケースもあります。わからないことはちゃんと確認しましょう。
さいごに&まとめ
この記事であなたの心理的なハードルが下がると嬉しいです。ぜひ積極的に英語を使ってみてください!